都市部での生活や長距離移動に欠かせない日本の「電車」が、このほど初めて国重要文化財の指定される見通しとなった。 日本で初めて電気を動力とする「電車」(鉄道用電気車両)が走ってから、2017年で90年を迎える。 戦火を潜り抜けて現存する車両には、新幹線を始めとした現代の快適な電車の礎となる技術が詰まっている。 地下鉄銀座線を走った「1001号」 文化財となるのは、東京地下鉄道(現・東京メトロ)銀座線で使われていた「1001号車」。 特徴である山吹色の塗装は、ベルリンの地下鉄がモデルと言われる。 日本初の地下鉄である銀座線(上野~浅草)の開業に合わせ、1927(昭和2)年12月30日に運転が始まり、1968(昭和43)年4月まで41年余 [...]

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