キラキラ輝く新緑の京都を楽しみに行ってみませんか?

現在、観光キャンペーン「そうだ 京都、行こう。」が展開中ですがこのたび、「苔と新緑」をテーマとした、初夏の京都の新しい魅力を満喫できる新キャンペーンが実施されています。このキャンペーンでは見事な苔庭を持つ寺院が点在する嵯峨野エリアの「祇王寺」と「常寂光寺」にフォーカス。多くの観光客で混雑している嵐山駅付近から少し北西の奥に入った場所に位置していて、比較的ゆっくりと境内拝観が出来ると評判のスポット。今回、体験ツアーに参加してきましたのでレポートします!

京都の朝はおいしいご飯を食べてから!

2日目は豪華ホテルの朝食からスタート!
京都ならではの「おばんざい」(日常的に食べられてる京都のお惣菜の事)を、頂いてから嵯峨野エリアにある寺院を巡ります!

画像: 「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」では、約30種類の和洋バイキングが楽しめます!

「ホテルリソルトリニティ京都 御池麩屋町」では、約30種類の和洋バイキングが楽しめます!

「圓光寺」で「無」になってみる?

京都観光で嬉しい事の1つが朝早くから色々な体験ができることではないでしょうか。神社は朝早くから伺うことができて、なんだか厳かな気分になりますよね。今回のテーマは「苔と新緑」。暑いイメージの強い京都ですが、今回周遊したエリアは山側なので緑が多く、盆地の京都でも少し涼しく快適でした!これからの時季にもぴったりかもしれませんね。

苔の名刹・圓光寺で行う早朝の苔庭作務と坐禅体験。

まず、苔と紅葉の美しさで知られる臨済宗のお寺「圓光寺」へ。

画像: 苔の名刹・圓光寺で行う早朝の苔庭作務と坐禅体験。

「圓光寺」は、徳川家康が開いた洛陽学校が始まりとされています。明治になってから日本で初めて俗世を捨てる女性の為の尼僧堂となっていたため、平成に入ってから拝観が可能になったお寺です。

事前申し込みをすれば体験できる『苔むす京の名刹で一流から学ぶ本気の苔体験プラン』の3種類の中の1つ「苔の名刹・圓光寺で行う早朝の苔庭作務と坐禅体験」を体験してきました!

画像: 「坐禅堂」

「坐禅堂」

「無」になるのは難しい!

画像1: 「無」になるのは難しい!

尼になりたい人たちが実際に修行をしていた「坐禅堂」で坐禅を体験!坐禅にはあぐらの状態から両足を組む『結跏趺坐(けっかふざ)』と、片足だけを組む『半跏趺坐(はんかふざ)』の2種類あり、今回は初心者でも組みやすい『半跏趺坐(はんかふざ)』を体験してきました。時間にして二炷(にしゅ)線香2本分=坐禅の単位。足と手を組み、身を整え、呼吸を整え、心を整え、姿勢を整え、「無」を目指します…。

画像2: 「無」になるのは難しい!

ぼっ〜となるのと、無になるのは違うということで、これがなかなかに難しい!1炷(線香1本分)が終わると立ち上がり、お堂の周りをくるくると3回周り、再度坐禅堂に入り2炷目を体験して坐禅体験は終了します。難しい…。

次は、普段は草履を履いて行う作務を裸足で「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)の作務を体験します!

画像: ※イメージ

※イメージ

画像: 圓光寺「十牛之庭」

圓光寺「十牛之庭」

画像3: 「無」になるのは難しい!

ドキドキしながら、掃除道具を手に「十牛之庭」(じゅうぎゅうのにわ)に足を踏み入れます。
足の裏に感じる苔のしっとり感と、ふかふかなのに足裏に押し上げてくる苔の力強さがなんとも言い難い体験!

まるで絵画みたいな庭園

画像: まるで絵画みたいな庭園

作務を体験した後は、本堂の柱を額縁に見立て額縁庭園として「十牛之庭」を楽しみました。

画像: 水琴窟(すいきんくつ)

水琴窟(すいきんくつ)

本堂の入り口にある「水琴窟(すいきんくつ)」の綺麗な音にうっとり❤︎
朝の京都ならではの素敵な時間を楽しんで来ました。

鉄鉢料理(てっぱつりょうり)を初体験

画像: 泉仙の精進鉄鉢料理は、鉄鉢を形どった器 に、四季折々の味覚を盛り込んだもので、禅のこころと京料理の伝統を現代に生かしています。

泉仙の精進鉄鉢料理は、鉄鉢を形どった器 に、四季折々の味覚を盛り込んだもので、禅のこころと京料理の伝統を現代に生かしています。

お昼ご飯は「泉仙」(いずせん)で鉄鉢料理(てっぱつりょうり)を頂いてきました。
鉄鉢料理とは、托鉢僧が食べ物等を受けるために使っていた丸い鉄製の鉢の事。泉仙では、この鉄鉢料理を形どった器に四季の味覚が詰められています。鉄鉢料理は、肉や魚を使わず旬の野菜を使い、ネギ、ニラ、ニンニク、玉ねぎ、らっきょうなど香りの強い五葷(ごくん)を使わないがベジタリアン料理との違いです。特に、お水が美味しい京都ならではのお豆腐を使ったお料理がどれもとても美味しくて幸せ…♡。

画像: 鉄鉢料理(てっぱつりょうり)を初体験

食べ終わった後の器は入れ子になっているので全部が重ねられる様になってます。
ちゃんと残さずに食べないと重ねる事ができませんよ~。

平家物語にも登場の「祇王寺」へ

昼食後は、今回の「苔と新緑編」のCM・ポスターのモチーフにもなっている寺院を巡ります。
まずは、 美しい青竹や楓に覆われ、苔に包まれた境内と侘びた庵が趣深い「祇王寺」へ。

「祇王寺」は平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、平清盛の心変わりによって母と妹と共に出家、入寺した悲恋の尼寺です。お坊様からのお話を聞き、学生の時に覚えた一首の歌に、こんな深い思いが込めらていたんだと再認識。「祇王寺」のお庭は、いつもは緑一面が広がっているのですが昨年の台風で、隣の杉林が被害を受け、頭上を覆っていた木が折れてしまったそうです…。明るくなって植物が良く育つので良い事なのでは?と、思ったので質問をしたら「一面全て同じ苔に見えても、実はいろんなな苔なんですよ。日光に弱い苔も中にはいるので少し茶色が混ざっているでしょう?」ああ!本当だ!これから緑に変化していくんだと思っていました。

苔も頑張っているんですね!
美しい緑を取り戻す為に、杉林の代わりに日光を遮るための木を植える計画があるそう。本来の青々とした美しいお庭も素敵ですが、一生懸命頑張っている『苔』も見てみてください!

もみじのトンネルは圧巻!

続いて伺ったのは「常寂光寺」(じょうじゃっこうじ)は、百人一首や和歌にも読まれたもみじの名所。

画像1: 常寂光寺

常寂光寺

入り口では、看板ニャンコの嬉しいお出迎えがあるかも?

山門から茅葺き屋根が珍しい仁王門、本堂へ続く参道への青もみじが圧巻のトンネルと、苔の絨毯が絶景です!階段を登って振り返って見た木漏れ日は筆舌に尽くしがたい美しさ…。

画像1: もみじのトンネルは圧巻!

いかがでしたか?桜や紅葉だけでない、6月・7月だけに魅せる新緑の京都の「いろんなみどり」を楽しむ発見の旅に、 JR東海「そうだ 京都、行こう。」で出てみませんか?

画像2: もみじのトンネルは圧巻!

最後に
今回の旅で集められた私の御朱印。
本来は社寺に参拝し、納経の証として授かるものでしたが、近年は参拝の証として授かるのが一般的です。ぜひ皆さんも仏様への感謝の気持ちを忘れずに、マナーを守って御朱印巡りを行ってくださいね。

画像1: 祇王寺

祇王寺

画像2: 祇王寺

祇王寺

画像2: 常寂光寺

常寂光寺

*文中にある写真は取材の為に特別に撮影させて頂いています。

https://souda-kyoto.jp/travel/early-summer/koke2019/index.html

This article is a sponsored article by
''.