美容を意識する女性たちにとって気になる成分でありながら、食品からとるのは非効率?たくさんとっても意味がない?など、まだまだ謎な部分も多い「コラーゲン」。

今回は、そのコラーゲンについて、研究者の方に本当のところを教えてもらいました!

女性が「美容によいと思う成分」、1位はコラーゲン

画像: 女性が「美容によいと思う成分」、1位はコラーゲン

資生堂ジャパン株式会社が20〜50代女性500名を対象とした「コラーゲン」に関する調査によると、このうち8割(80%)の女性が、美容によいと思う成分として「コラーゲン」を選ぶという結果がでました。これは「ヒアルロン酸」(79%)、「ビタミンC」(71%)などを上回り、最も多い結果となりました。

また、「コラーゲンが美肌に欠かせない成分であることを知っていましたか?」という質問でも、83%が「知っていた」と答えており、コラーゲンが美容において重要な成分であることは、ほとんどの女性が知っている事実と言えそうです。

鶏皮、豚足、フカヒレ...食べ物でコラーゲンを補える?

「あなたはコラーゲンに興味・関心がありますか?」という質問には、84%が「興味がある」と回答。また、約3人に1人(30%)の女性が「普段の生活で、意識的にコラーゲンをとったり、コラーゲン入りの商品を使ったりしている」と答えたほか、「あまりとってはいないが、とりたい・使いたいと思っている」人も55%と半数を超える結果に。

中でも、「コラーゲン入り・コラーゲン豊富と書かれた食品・飲料を口にしたことがある」と答えた女性は全体の71%にのぼっており、食べ物や飲み物でコラーゲンを補いたいと考える女性は少なくないようです。

また、「コラーゲンが豊富に含まれているイメージがある食材」としては、「鶏皮」(61%)、「豚足」(60%)、「フカヒレ」(57%)、「スッポン」(56%)、「鶏の手羽先」(36%)などが上位となりました。

コラーゲンってそもそも何?女性たちの知識は・・

それでは、女性たちはコラーゲンに対してどの程度正しい知識を持ち合わせているのでしょうか。次の項目について、「〇:ホントだと思う」か、「×:ウソだと思う」かを選ぶ質問では、次のような結果となりました。

「コラーゲンは全身に存在するタンパク質である」
〇:20% ×:80%
⇒コラーゲンはタンパク質の一種であり全身に存在するため、答えは「〇(ホント)」です。女性たちの8割は、コラーゲンがタンパク質であることを認識していなかったことになります。

「コラーゲンは食事からとると効率的に吸収される」
〇:21% ×:79%
⇒コラーゲンは、食事から摂取すると他のたんぱく質と同様に体内でアミノ酸などの低分子に分解されるため、効率的に摂取されるとは言えないので「×(ウソ)」です。正解を選んだ方も多くいましたが、約5人に1人(21%)は誤解を抱いているようです。

「コラーゲンは体内で作り出せないため、外から補う必要がある」
〇:25% ×:75%
⇒コラーゲンはもともと体内に存在する成分であり、体の中で新しく生み出すことができます。そのため回答は「×(ウソ)」です。こちらも、4人に1人(25%)が誤った認識を持っていることになります。

こうした背景をふまえ、あらためて「あなたはコラーゲンに関する正しい知識を持っている自信がありますか?」と聞いたところ、「ある」と答えた人はわずか4%にとどまりました。

コラーゲンに興味・関心を寄せる女性は多い一方で、その知識に自信を持っている人は極めて少ないことがわかります。

資生堂のコラーゲン研究担当者が女性たちのギモンを解明!

画像1: 資生堂のコラーゲン研究担当者が女性たちのギモンを解明!

資生堂グローバルイノベーションセンターでコラーゲンに関する研究・開発に携わっている、資生堂の内山太郎研究員に、女性たちが抱きがちな「コラーゲンに対する疑問や誤解」について話を聞きました。

<研究者プロフィール>
資生堂 資生堂GIC(グローバルイノベーションセンター)アドバンストリサーチ ヘルスケア開発グループ内山 太郎
1991年、資生堂入社。医薬品研究所に配属され、ホルモン剤、抗炎症薬などの開発研究に従事する。2004年、食品研究室へ異動。美容健康サプリメント、特定保健用食品開発を担当。現在は、アドバンストリサーチ ヘルスケア開発グループにおいて、マネージャーとして在籍中。

Q:そもそもコラーゲンとはなんですか?
コラーゲンは、「タンパク質」の一種です。タンパク質は、炭水化物・脂質とともに三大栄養素と呼ばれる、体にとって重要な成分。そして、人間の身体をつくっているタンパク質のうち、約30%がコラーゲンとされています。平均的な日本人女性(体重53kg)の場合、体内のコラーゲン量は約3kg。500mlのペットボトルに換算すると、実に約6本分にものぼります。

また、コラーゲンというと「肌」のイメージが強いかと思いますが、それだけではなく、骨・目・⻭茎・腱・関節・血管など、体内のさまざまな場所に存在しています。

Q:コラーゲンが減ると肌はどうなりますか?
コラーゲンが減少すると、肌のハリが低下してしまい、シワやたるみができやすくなってしまいます。肌のコラーゲン量は、「加齢」に伴い年々減少してしまいます。これは、年をとることにより体内で新しくコラーゲンをつくる能力が減ってしまうためです。女性の皮膚単位面積あたりのコラーゲン量を測定したデータをみると、20歳から徐々にコラーゲンの減少がはじまっていることがわかります。

画像2: 資生堂のコラーゲン研究担当者が女性たちのギモンを解明!

また、「紫外線」は肌のコラーゲン分解を促進する要因の1つになっているため、日常的なケアが必要です。

Q:コラーゲンが多く含まれる食品をたべると、そのまま肌のコラーゲンになるのですか?
鶏皮や豚足、フカヒレなどには、確かにコラーゲンがたくさん含まれますが、それらがそのまま肌のコラーゲンになるわけではありません。コラーゲンは食事から摂取すると、他のたんぱく質と同様に体内でアミノ酸などの低分子に分解されます。したがって、コラーゲンを食べても、コラーゲンがコラーゲンのまま様々な部位に運ばれてその部位のコラーゲンになるわけではありません。このため、コラーゲンの摂取が肌のコラーゲンを作ることにとって、効率的であるとは言えないのです。また、食べたコラーゲンは最終的に分解されてしまうことを考えると、「たくさん量を摂る」ことも、肌のコラーゲン量アップを目指すうえではあまり意味がないと考えられます。つまり、フカヒレなどをたくさん食べたからといって、肌のコラーゲン量はほとんど増えないのです。

コラーゲン入りの食品を食べて、翌日、なんとなく肌の調子がよくなったとすれば、コラーゲンペプチドの摂取によって「肌の水分量」が増加している可能性が考えられます。ただ、肌の水分量が増えたからといって、肌のコラーゲン量が増えているとは言えません。短期的にみると水分量によって肌の調子はアップするかもしれませんが、加齢とともに減っていくコラーゲン量の効率的な対策にはなっていないのです。

一方で、コラーゲンはもともと体内に存在する成分であり、体の中で新しく生み出すことができます。そして、“コラーゲンを生み出す力”を高めるうえでは、コラーゲンを生み出す細胞を活性化させることが重要です。細胞を活性化させるためには、適度な運動や質の良い睡眠はもちろん、バランスのよい食事も大切になってきます。資生堂では、この「コラーゲンを生み出す力」に着目して日々研究を進めています。

資生堂「ザ・コラーゲン」モニターキャンペーン実施中!

画像: 資生堂「ザ・コラーゲン」モニターキャンペーン実施中!

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