2019年7月18日(木)にAIG ジャパン・ホールディングス株式会社(以下、AIG ジャパン)は「How NOT to Drive in Japan」プロジェクトの発足を発表しました。同プロジェクトは日本国内で開催されるラグビーの世界的な祭典やオリンピックを目前に控え、外国人旅行者の方々に文化やルールの違いを伝えることで、交通事故をはじめとするアクシデントを防ぐことを目的としています。

また、本プロジェクトの趣旨に賛同し、様々な取り組みに協力頂く「TEAM YOKOSO」の結成セレモニーも開催。ラグビーニュージーランド代表オールブラックスの元主将リッチー・マコウ氏や女優のすみれさんが登壇し、日本と外国との文化やルールの違いについてや、本プロジェクトへの意気込みを語りました。

日本と海外の相互理解を促進する3つのプロジェクト

1)オールブラックスが出演し、ユニークな方法で日本の交通ルールについて啓蒙するビデオ「How NOT Drive in Japan」

日本を訪れる観光客の調査をしたところ、特に交通ルールを理解していないことが明確になりました。50%が一時停止サインを理解していないし、ETCレーンのルールを知らない人もたくさんいたそうです。

交通ルールは誤認すると重大な事故に発展する恐れもあるので、楽しいビデオで、交通事故のリスクを少しでも削減できるようにしたいという思いからこのビデオを作成したと言います。

元オールブラックス主将 リッチー・マコウ氏:「世界中を旅してきたが、土地のことを相互理解するのが大事だと思っている。この動画では相互理解を楽しい方法で学べる」と評価しました。また、「ビールのジョッキにボールを投げるシーンをやってみたかった」と述べて会場を盛り上げました。

2)観光客の方と日本人の円滑なコミュニケーションをサポートする「How NOT to card」

7割の訪日観光客が日本語を話せないことがわかっています。特に飲食店等でのコミュニケーションが難しいため、「How NOT to card」でシンプルだけど重要なことを伝えられるようにしたいと言います。3万通がすでに準備されていて、日本各国の中小企業等に配布中とのことです。また、このカードは公式サイトから自由にダウンロードできるため、多くの方に利用してもらいやすくなっています。

温泉で有名な大分県別府市 市⻑ ⻑野 恭紘氏にとって「How NOT to card」の温泉編は自分たちがあったらいいなと考えていたものだったそうです。「体調が悪いときに、使えるカードが有ると更に良いかなと思っています」と述べました。

株式会社 久兵衛 取締役 今田 景久氏は「お通しの文化や、アレルギーは確認しなくてはいけないので、とても役に立ちます。また、カードでコミュニケーションをして、不安を取り除いてもらえればと思います。」と語りました。

3)日本人が日本と海外の文化の違いをどれだけ理解しているのかを計測する「YOKOSO検定」

ウェブサイト上で質問に回答することで、日本人が日本と外国のルールやマナーの違いをどれくらい理解しているかを知り、そのギャップを理解し、外国からのお客様を“YOKOSO(ようこそ)”するためのノウハウを学ぶことが できるウェブサイト検定「YOKOSO検定」です。

登壇者の皆さんは事前に全員検定を受けており、壇上でスコアが発表されました。

画像: 3)日本人が日本と海外の文化の違いをどれだけ理解しているのかを計測する「YOKOSO検定」

最高得点の一級を獲得した駐日ニュージーランド大使館公使 ドミニク・ウォルトンフランス氏は観光客の方は日本を訪れる観光客が「『外国人』とまとめて言われるけれど、シンガポールやオーストラリアなど国籍はバラバラだ」とした上で、「この検定では様々な国の文化を取り上げているので、素晴らしい教材になると思います。」と語りました。

続いて二級を獲得したYouTuber ミスターヤバタン氏は「まあまあのスコアで恥ずかしけれど、楽しかった。ゲームっぽくて。皆さんぜひやってみてください。」と言い、会場を盛り上げました。

トークセッション

画像: トークセッション

最後にラグビーニュージーランド代表オールブラックスの元主将リッチー・マコウ氏や女優のすみれさんが登壇し、日本と外国との文化やルールの違いについてや、本プロジェクトへの意気込みを語りました。

元オールブラックス主将 リッチー・マコウ氏はニュージーランドは他民族国家各であることを踏まえて、「多くの国の観光客を迎え入れている日本と近いと思う」。その上で、「ようこそと行ってもらえていることは大事だけど、文化の橋渡しも必要です」と述べました。

実際にマコウ氏はタクシーに乗った際に、場所を伝えるのにコミュニケーションが大変だった経験を語り、「こういうキャンペーンで文化を超えた相互理解の課題を克服して、観光客の方にとってより良い滞在になってほしい。そのために今回のプロジェクトは良いキャンペーンになると思う」と語りました。

女優・歌手 すみれさんは「違いをネガティブに思わず、ポジティブに思って、助け合い、コミュニケーションを取れるようになると良いなと思っています。」とまとめました。

This article is a sponsored article by
''.