没後25年。人形蒐集家の片岡佐吉の可淡人形の作品集、発売!

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人形蒐集家の片岡佐吉が、2001年より15年近くにわたり撮りためてきた可淡人形の作品集が発売されます。可淡人形の棲み家を屋内のみならず屋外に求め、撮影されました。片岡佐吉は、02年、御徒町の人形博物館「マリアクローチェ」、07年、渋谷「マリアの心臓」、15年、京都・大原の「マリアの心臓」にて、可淡人形の展覧会を開催。人のみならず、生きとし生けるもの、架空の生きもの。すべてが息づく可淡人形の、永遠の棲み家がここに誕生です!

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天野可淡(あまの かたん)
1953年東京生まれ。女子美術大学で洋画を専攻、在学中より人形製作を開始。手先が器用で、衣装なども瞬時に作り上げたという。77年、劇団民藝による「炎の人」の小道具として人形製作協力、81年に初の個展。85年より東京都美術館の「齣展」に出品、プランタン銀座で開かれた「第一回人形達展」で審査員特別賞、「第二回人形達展」でテクニック賞、「第十二回現代童画展」で奨励賞。異様なまでの気魄に満ちた球体関節人形でカリスマ的な人気を博し、89年、人形作品写真集『KATAN DOLL』、90年、『KATAN DOLL fantasm』がトレヴィルより出版された。しかし90年11月1日午前11時10分、可淡は37歳の若さで事故により永眠した。没後も人気は衰えることなく、追悼作品集『KATAN DOLL RETROSPECTIVE』(トレヴィル刊)が刊行され、萩尾望都、綾辻行人、高山宏、大塚英志が言葉を寄せるなど、球体関節人形の第一人者で在り続けている。

発売日:2015年12月14日
体裁:B5判
内容:カラー67点掲載、全80頁
定価:2,800円(税別)
ISBN:978-4-04-103728-7

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