53.4%が「インスタグラマーになりたい」と回答

恋愛・ファッション・美容・ライフスタイルなど、女子力アップに役立つ情報メディア、「LAURIER PRESS」は、10代、20代のユーザー232名を対象に「Instagramに関する実態調査」を実施しました。

気になる調査結果は…?

インスタグラムにアップする写真は、「5枚以下で撮影、5分以内に加工終了」が主流。背景にはキレイに撮れるアプリの存在も。好きな画像加工の雰囲気は、「ピンクふわふわ系」が一番人気。

インスタグラムにアップする写真を撮るときの平均撮影枚数は、「2~5枚」(50.4%)が1位となり、次いで「1枚だけ」(36.2%)、「10枚以上」(11.2%)、「100枚前後」(2.2%)となりました。また、インスタグラムにアップする1枚の画像加工にかかる時間は「5分」が(63.8%)と圧倒的で、次いで「30分」(26.3%)、「1時間」(4.7%)、「0分」(5.2%)でした。過去には、「とにかく沢山撮影して奇跡の一枚を選び、時間をかけて加工する」という風潮がありましたが、この調査から昨今は、「5枚以下の撮影枚数、かつ短時間の加工」が主流ということがわかります。この背景にあるのは、雰囲気の良いフィルターや、美肌効果が期待できる補正機能が充実した写真アプリの存在でしょう。アプリを用いることで、たくさん撮影せずとも、また、頑張って加工せずとも、おしゃれな画像が作れようになっているようです。

画像: 【図1】インスタグラムにアップする写真を撮るときの平均枚数、一枚の画像加工にかかる時間

【図1】インスタグラムにアップする写真を撮るときの平均枚数、一枚の画像加工にかかる時間

また、「インスタグラムにアップする写真は、画像加工することが当たり前」となっている現状も明らかに。「投稿はピンクフィルターと白い枠で統一しているので加工は絶対します」(22歳女性・学生)「スイーツや食べ物を撮るときは、真上からにしてます。テーブルとカメラが平行になっているかわかるアプリで撮影して、明るさを後で調整」(24歳女性・会社員)など、自分のタイムラインに合わせて自分流に加工し、アップしている様子のわかるコメントも。

インスタグラム上で見たり、アップしたりする上で、「好きな画像加工の雰囲気」を調査

主流4つの加工パターンの中から選択式で設問をしたところ、45.3%が「ピンクふわふわ系」の加工が好きと回答し1位となりました。次いで「ナチュラル系」(35.8%)、「クール大人系」(11.2%)、「元気POP系」(7.8%)でした。ピンクを基調とした投稿が人気のインスタグラマーのコメント欄では、「どうやって加工していますか」「何の加工アプリつかってますか」などの質問が飛び交うことも珍しくなく、ピンクやキラキラの画像加工方法を知りたい女性も多いようです。

画像: 【図2】好きな画像加工の雰囲気

【図2】好きな画像加工の雰囲気

インスタグラムで投稿する内容は、「スイーツやカフェなどの食べ物系」が1位。味や見た目のかわいさが、コスパや立地よりも多い結果に。

インスタグラムによく投稿する内容も調査。結果は、「スイーツやカフェなどの食べ物系」(62.1%)が1位に。「友達との写真やセルフィー」(43.5%)、「コスメ・美容系」(40.9%)、「コーデやアイテムなどのファッション系」(25%)、「その他」(28%)と続きます。
「スタバとかカフェとかの投稿が多いです。自撮りをアップするとウザがられる気がして5枚に1枚とかにしてます」(22歳女性・学生)、「フォトジェニックな食べ物とかスイーツはいいねが付きやすい」(24歳女性・フリーター)といったフォロワーの反応を気にして、投稿内容を考えているという意見も。

画像: 【図3】インスタグラムで自分が良くする投稿内容

【図3】インスタグラムで自分が良くする投稿内容

よくインスタグラムに投稿する内容として多かった、「スイーツやカフェなどの食べ物系」に関連しても調査。「スイーツやカフェを選ぶ基準」という設問をしたところ、「味が美味しい・好きだから」(77.6%)、「お店の店内や外観がかわいい」(66.8%)、「スイーツの見た目がかわいい」(59.9%)の3つが、半数を超える結果に。一般的に、店を選ぶ基準として考えられることの多い「立地がいい」・「コスパがいい」よりも、その「見た目」がこの世代では、重要視されていることが明らかに。「なんでもないカフェに行くくらいなら、少し遠くてもダンボ ドーナツアンドコーヒー(麻布十番のコーヒーショップ)とかTaji Maji(代官山のクレープショップ)とか、インスタ映えするところを選びます」(23歳女性・美容師)、「ELLE cafeにあるボンボン(表参道のカフェ)は高いとは思うけど、写真映えするから良い」(26歳女性・会社員)など、インスタグラムがスイーツ・カフェ選びにも大きく影響していることがわかるコメントもありました。

画像: インスタグラムで投稿する内容は、「スイーツやカフェなどの食べ物系」が1位。味や見た目のかわいさが、コスパや立地よりも多い結果に。

月に自由に使えるお金は2万円以下が過半数。一方、その1割以上をスイーツやカフェに投資できると回答。

「月の内、自由に使えるお金の額は?」という設問には、「1万円以内」(25.9%)が1位になりました。次いで、「2万円以内」(24.6%)となり、過半数を占めています。一方、1回の食事代として、「スイーツやカフェに出せる金額」という設問では「1500円以内」(35.8%)、「2000円以内」(31%)が上位となりました。先程の調査結果からも分かるように、インスタグラムを利用している10代20代にとっては、スイーツやカフェは一番の投稿ネタです。投稿後の反応が期待できるフォトジェニックで美味しいスイーツやカフェになら、自由に使えるお金の1割以上を投資する価値があると考えていることが明らかになりました。

画像: 【図5】月の内自由に使えるお金、スイーツやカフェに出せる金額

【図5】月の内自由に使えるお金、スイーツやカフェに出せる金額

インスタグラムで参考にする投稿は「コスメや美容系」が一番人気に。

「インスタグラムで参考にする投稿内容」を調査し、その結果を、先ほどの調査結果「自分がよくする投稿内容」と比較すると、「スイーツやカフェなどの食べ物系」は、「よくする内容」では62.1%、「参考にする内容」としても65.9%と高い割合に。一方、「友達との写真やセルフィー」は、「よくする内容」では43.5%と比較的高かったものの、「参考にする内容」としては28%と低くなりました。また、「コスメや美容系」「コーデやアイテムなどのファッション系」は、「参考にする内容」としての割合がそれぞれ72.8%、63.8%と高い結果になりました。

画像: 【図6】インスタグラムで自分がよくする投稿内容、参考にする投稿内容

【図6】インスタグラムで自分がよくする投稿内容、参考にする投稿内容

「参考にする投稿」として1位になった「コスメ・美容系」について、「目や口のアップで、新作アイシャドウやリップのコスメを成分なども含めてレビューしている投稿は参考になります」(27歳女性・会社受付)「好きな美容系インスタグラマーがオススメしているコスメは買っちゃいます」(26歳女性・ライター)といった意見も。また、「コーデやアイテムなどのファッション系」については、「自分ではセンスもスタイルにも自信がないのでアップしませんが、芸能人やインスタグラマーのコーデは良く見て研究してます」(21歳・学生)などの意見がありました。

写真の撮り方や加工がうまいと思う芸能人アカウントに、「ローラ」「渡辺直美」「菅本裕子」。

「インスタグラムで、写真の撮り方や加工がうまいと思う芸能人」の設問では、1位に「ローラ」、2位「渡辺直美」、3位「高橋愛」、4位「菅本裕子」、5位「小嶋陽菜」となりました。その後、「指原莉乃」、「宇野実彩子」、「藤田ニコル」と続きます。フォロワー数にかかわらず、「世界観」が表現されていて、投稿に統一感のあるアカウントが上位に表れていることがわかります。
3位の高橋愛さんは元モーニング娘。、4位の菅本裕子さんは元HKT48、5位の小嶋陽菜さん、6位の指原莉乃さんは元AKB48のメンバーです。アイドル出身の彼女たちですが、女性誌にも頻繁に登場しており、インスタグラムでも、メイクやコーディネートなどの投稿が多く、男性よりも女性ファンが多いのが特徴です。

画像: 【図7】写真の撮り方や加工がうまいと思う芸能人

【図7】写真の撮り方や加工がうまいと思う芸能人

「インスタグラムでフォローする基準」と「インスタグラムでフォローを外す基準」を調査しました。フォロー基準は、「投稿の世界観が好きだから」(72.4%)が1位になりました。「投稿者のことが気に入ったから/好きだから」(66.8%)、「フォローされたから」(23.7%)と続きます。「かわいいと思ったらすぐフォローして、嫌な投稿があったらすぐにフォローを外します」(27歳女性・自営業)、「フォローは、"#◯◯好きさんと繋がりたい"系のハッシュタグで合いそうな人がいたら」(25歳女性・会社員)といった意見がありました。

画像: 【図8】インスタグラムでフォローする基準

【図8】インスタグラムでフォローする基準

53.4%がインスタグラマーになりたいと回答。その理由は「新作のコスメや飲料などの商品をもらいたいから」「ブランドの発表会やイベントに行きたいから」。

「インスタグラマーへの興味・志望」を調査したところ、53.4%が「インスタグラマーになりたい」と回答。また、その理由としては、「新作コスメや飲料などの商品をもらいたいから」(58.4%)が1位に。「ブランドの発表会やイベントにいきたいから」(40.8%)、「憧れているインスタグラマーがいるから」(28.8%)、「夢を叶えるための第一歩として」(26.4%)という理由が続きます。「インスタグラマー」という肩書には明確な基準はなく、「フォロワー数が1K以上になったらインスタグラマーって言える感じ」(22歳女性・学生)、「コスメとかの宣伝を依頼してもらえるようになったらインスタグラマーだと思う」(23歳女性・会社員)といった意見がありました。また、「リップやメイクの新作を無料でもらえるのは羨ましい」(19歳女性・学生)、「コスメメーカーさんから頂きましたとか書かれてるといいなと思う」(18歳女性・学生)など、企業やメーカーから提供を受けることに憧れを持つ女性も多いようです。

画像: 【図9】インスタグラマーへの興味・志望

【図9】インスタグラマーへの興味・志望

画像: 【図10】インスタグラマーになりたい理由

【図10】インスタグラマーになりたい理由

好きなモチーフ「ハート」「リップ」「ユニコーン」「リボン」

インスタグラムにアップするための画像加工のひとつとして、また、キャプションのテキスト部分に使う絵文字として、また、スイーツやファッションアイテムのモチーフとしてなど、全般に「好きなモチーフ」を調査しました。結果、1位は「ハート」、2位「リップ唇マーク」、3位「ユニコーン」、4位「リボン」となりました。他には、「花」、「虹」、「フラミンゴ」、「シェル貝殻」、「目玉焼き」、「注射器」、「くま」、「うさぎ」、「ペロペロキャンディ」、「さくらんぼ」、「いちご」、「ペガサス」、「キラキラ」、「パイナップル」、「ねこ」、「タツノオトシゴ」、「フェザー羽」などがあがりました。

画像: 【図13】好きなモチーフ

【図13】好きなモチーフ

【調査概要] Instagram(インスタグラム)に関する実態調査
調査主体: エキサイト株式会社ローリエプレス
調査方法:インターネット調査
調査期間:2017年6月23日(金)~29日(木)
調査対象:Instagramを利用しているローリエプレス利用者
対象人数:女性232名
(~13歳:0.9%、14~17歳:15.5%、18~21歳:36.6%、22~24歳:28%、25歳~28歳:6.5%、28歳~:12.5%)

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