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「コロナ抜け毛」「秋の抜け毛」で薄毛リスクが例年の2倍!?頭髪治療のプロが教える!

毎年秋になると「抜け毛」に悩む人が増えます。ウィズコロナの今年は在宅ストレスによる抜け毛のリスクも高まり、秋前から対策を意識すべきです。秋抜け毛のメカニズム、対策について浜中聡子先生が解説します。

「秋は抜け毛が増える」はホント!

秋に抜け毛が多くなる理由として以下4点が挙げられます。

画像: 「秋は抜け毛が増える」はホント!

①毛の生え代わりの季節
動物と一緒で季節の変わり目には人間にも毛が抜けやすくなります。特に体質によって、また年齢を重ねるごとに秋口の変動が出やすくなります。
②夏バテによる生活習慣の乱れ
夏は食欲をなくし、麺類など炭水化物を中心とした食事が多くなります。その結果、髪の原料となるたんぱく質が不足し、抜け毛を誘引してしまうことも。また、暑さにより寝不足になると体に負担がかかり、夏にたまった疲れもあって、1~2カ月遅れの秋のタイミングに抜け毛を増やしてしまうこともあります。
③気温変化から引き起こされるホルモンバランスの乱れ
秋は残暑が厳しい日や、急に気温が低くなる日があったりと寒暖差の激しい季節です。寒暖差に体が対応しようとするあまり、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなり、薄毛や抜け毛が助長される方も。
④蓄積された紫外線ダメージ
秋口になっても紫外線の量は変わらず、夏から続く”髪の傷み”や”頭皮の日焼け”が積み重なって抜け毛の原因に。

今年はストレス×運動不足による「コロナ抜け毛」リスクも

コロナ自粛の前後で、Dクリニック東京ウィメンズでは「コロナによるストレスで髪の毛が束で抜ける」「髪の分け目が目立ってきた」等の相談が急増しました。 20代~30代の方からの問い合わせが増えているのもコロナ抜け毛の特徴で、「コロナ抜け毛」は一時Yahoo!のトレンドワード1位にも輝きました。コロナ抜け毛はウイルス感染が原因ではなく、あくまでもテレワークなどによる生活習慣の乱れで起こるもの。主な理由として3つ挙げられます。

運動不足による血行不良
平日のテレワークや休日の在宅待機で、一日中座りっぱなしの生活に変化した人も多いのではないでしょうか。運動不足になると、血流が低下。頭部は心臓から離れた場所にあるので、全身の血流が悪くなるとより一層影響を受けます。血流が滞り、髪の根元にある毛母細胞に栄養が届きにくくなると、髪が十分に成長できず伸びる途中で抜けてしまうことに。血流が届きにくい頭頂部の方から、だんだんと薄毛が目立ってきます。

自粛によるストレス
常に家に他人がいて一人の時間がなかったり、外出でストレス発散ができなかったり、制限される日常に大きなストレスを抱く人が多くなってきています。ストレスが溜まるとホルモンバランスや自律神経が乱れ、薄毛や抜け毛を助長することも。

生活リズムの乱れ、シャワー回数の減少
テレワークで自宅にいると髪が汚れないからと、髪を洗う回数を減らしている人が多くいます。ただ、髪や頭皮は気づかぬうちに皮脂やホコリで汚れており、毛穴が詰まると発毛の妨げになってしまいます。また、シャンプー中に頭皮を刺激することで、頭皮の血流を良くするという効果もあるため、怠れば血流が悪くなり、髪の根元の毛母細胞まで栄養がいかなくなってしまいます。

画像: 今年はストレス×運動不足による「コロナ抜け毛」リスクも

今年の抜け毛対策にはこれ!

①秋の味覚を楽しみながら「良質なタンパク質」で栄養摂取を
夏バテになり食欲が落ちてしまうことも、栄養バランスの乱れから抜け毛につながる可能性があります。髪によいとされる食材は、良質なタンパク質を豊富に含む「魚介類、豆類、海藻類、野菜類、ナッツ類、キノコ類、いも類」の7種類。これらの食材を意識することで、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、炭水化物を満遍なくとることができます。
これら7種類に該当する秋の味覚は、ビタミンA、D、E、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などを含む「さんま」、ビタミンB群やビタミンC、Eを多く含む「さつまいも」など。さつまいもは食物繊維も多く、腸を整えるのにも役立ちます。「まつたけ」には、ビタミンB1、B2、B6などが豊富に含まれており、食物繊維も豊富。「落花生」はビタミンB群が豊富に含まれ、美髪だけでなく美肌にも効果的です。

画像1: 今年の抜け毛対策にはこれ!

魚介類:お肉とバランスを取りながら魚介類からのタンパク質も摂取しておきましょう。
豆類:植物性タンパク質や、髪の主成分“ケラチン”を生み出すアミノ酸「ビオチン」を摂取。
海藻類:鉄分や、甲状腺ホルモンを活発にして頭皮や肌の皮膚合成の調整をしてくれるヨードも摂れる。
野菜類:特に、抗酸化作用が望めるビタミンCや血流を良くするビオチンなどが摂取できる。
ナッツ類:植物性の良質な油分が摂取でき、鉄分や亜鉛、銅も補える。
キノコ類:食品からの摂取は難しい”ビタミンD”や様々な栄養の代謝を助けるビタミンB群が豊富。
芋類:里芋や薩摩芋など種類豊富な芋類。加熱すると炭水化物になり、ビタミンCも摂取できる。

②自粛の中でも、1日6時間睡眠での朝型生活&適度な運動を
ずっと家にいると夜更かしをして朝遅く起きがちですが、規則正しい生活を送ることが大切です。目安は、1日6時間以上の十分な睡眠をとってちゃんと朝早く起きること。髪は寝ている22時~2時頃に分泌される成長ホルモンによって成長します。夜更かしをして睡眠時間がずれると、髪の成長を妨げてしまう可能性があります。

画像2: 今年の抜け毛対策にはこれ!

また、ウォーキングなどの適度な運動は、血流改善に大いに有効です。座りっぱなしが続いたときは、無理のない範囲でウォーキングやランニングなど軽い運動を行うとよいでしょう。

③頭皮環境は清潔に
自宅にこもっているために洗髪の回数が減る人、夏場の頭皮のニオイが気になって、洗髪の回数を増やす人の2通りいると思います。ベストは、正しいシャンプーを使って、毎日1回髪を洗うことです。それだけでコロナ抜け毛は防げます。※もちろん個人差や季節によっても適当な頻度は変わるので髪の様子をみて判断してほしいです。

家にいても皮脂が詰まったり頭皮が汚れたり不衛生なため、その日の汚れは夜に落として頭皮環境を整えましょう。逆に、1日に何回も洗いすぎると、保湿成分の皮脂を取ってしまい過剰分泌のサイクルに陥るケースも。頭皮のニオイが気になる、といっても油分が少し気になるだけで、病的なニオイの人はほとんどいないはずなので、激しい運動をしなければ1日1回、夜の洗髪に絞りましょう。

15万人の働く女性の頭髪を救ってきた女性専門・頭髪治療の第一人者
Dクリニック東京 ウィメンズ院長
浜中聡子(はまなか さとこ)
経歴
北里大学医学部卒業
北里大学大学院医療系研究科 臨床医科学群精神科学修了
2009年10月AACクリニック銀座院長
2017年 3月ウィメンズヘルスクリニック東京院長に就任
2019年 7月東京駅に移転し、Dクリニック東京に院名変更

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