ルービックキューブで「応用力」や「思考の速さ」が向上!

立体パズル「ルービックキューブ」が、人間の脳活動に及ぼす影響に関する調査が実施されました。
「ルービックキューブ」は、“一生遊べるパズル”として長年愛され続け、今年で発売から40周年を迎えました。単なる立体パズルではなく、“脳トレ”に効果的なアイテムの一つとしても注目され、幅広い年代の方々から支持されています。昨今では、2020年からの教育改革に伴い、子どもたちがこれからの社会を生き抜くために必要な能力として、これまでの知識重視型から、思考力や表現力などを評価する方針に変わりつつあります。今回、小学生を対象に、「ルービックキューブ」が人間の思考表現力の成長においてどのような影響を及ぼすのかを調査しました。

画像1: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

ルービックキューブを解くことで、地頭力と深く関わる“前頭前野”が活性化!特に“論理的思考力”を使う左側の“前頭前野”に大きく影響することが判明

ルービックキューブを解いている時の子どもたちの脳活動を近赤外線分光法装置※2を用いて計測。最初にアドバイザーからルービックキューブの1面を揃える方法をレクチャーした後、最後は子どもたちが独力でチャレンジしました。その結果、ルービックキューブを解いている時は、人間の“地頭力”の中核的な役割を担っていると言われる“前頭前野”が活性化されることが分かりました。
※2 「携帯型脳活動計測装置HOT-1000」

画像1: ルービックキューブを解くことで、地頭力と深く関わる“前頭前野”が活性化!特に“論理的思考力”を使う左側の“前頭前野”に大きく影響することが判明
画像2: ルービックキューブを解くことで、地頭力と深く関わる“前頭前野”が活性化!特に“論理的思考力”を使う左側の“前頭前野”に大きく影響することが判明

上記のグラフの通り、レクチャーを受けているときの子どもたちは、ルービックキューブのそろえ方を覚えようと情報処理をしながら論理的に考えているので、特に“論理的思考力”に関わる左脳(青色線)の脳活動に大きな影響が出ていることがうかがえます。その後、独力でチャレンジしている際は頭の中で立体を想像しながら方法を模索するので、“空間的認知力”に関わる右脳(橙色線)も働いています。

画像2: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

ルービックキューブ中の脳活動について
✓前頭前野が左右ともに活性化した。
✓解き方を考えはじめたときに急速に脳が活性化し、空間的認知で覚えようとする人は右で、ルールで覚えようとする人は左の脳活動が高まった。
✓教えてもらったことを覚えようと頭の中で情報処理をする際に論理的な思考が働き、左脳が活性化された。

ルービックキューブ学習後のテスト成績では、 「応用力」・「思考の早さ」・「思考の深さ」において向上が見られた

ルービックキューブの解き方を覚える学習時間の前後に「創造性テスト」を実施し、創造的思考力を、従来の知能検査とは違う角度から計りました。創造的思考力とは知識や学力とは別の独立した能力で、自主性、積極性、指導制、向上心などに関わると言われています。前後のテスト結果では、「応用力」・「思考の速さ」・「思考の深さ」においてそれぞれ有意な向上が見られる結果となりました。

画像3: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

既にある知識を自分なりに工夫し、新たな事柄に対応する能力のこと
ルービックキューブを解く前後のテストでは、身近なものを本来の使い方以外にどう利用・応用できるかの問題が出題され、有意な向上がみられた。

画像4: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

一定時間にどのぐらい速く、アイデアを発展させることができるかという思考のスムーズさのこと
テストでは、課題に沿っている回答(発想)の数を得点とし、思考の速さの有意な向上が認められた。

画像5: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

物事について、見えている表面的な情報だけではなく、真の意味や内容について深くじっくり考えたり分析すること
どのようなプロセスを経て具体的に表現できるかをテストで計測。発想や入念さを得点としており、その結果に有意の向上が認められた。

画像6: ルービックキューブで脳を鍛えよう!

「今世の中で求められているのは、すでに知られたことを覚える力ではなく、今後が読めない新しい世界を切り開いていく力です。言い換えれば、海馬依存型の記憶力から前頭葉依存型の思考力への切り替えです。とは言っても記憶や情報なしに思考が生まれるわけではありませんから、教えられたルールを『速く』『深く』『応用』していく学習で『論理的思考力』を鍛えることが大事だと思います。」

【ルービックキューブ】
ルービックキューブは、エルノー・ルービック氏開発の立体パズルです。1974年に3次元幾何学を学生に説明するために木で制作したのがはじまりで1977年に、ハンガリーで「マジックキューブ」名で商品化されると異例のヒットを記録。1980年から「ルービックキューブ」に名称を変え世界展開され、日本でも同年発売で今年40周年を迎えました。

いかがですか…?
このように、ルービックキューブは地頭力と深く関わる“前頭前野”が活性化することが分かりました。大人から子供まで知育玩具として楽しめる「ルービックキューブ」、ぜひおうち時間でできたすきま時間などで遊んでみてはいかがですか?

読者プレゼント

今年で発売40周年を迎えたルービックキューブ。今回、2名様にプレゼントします。下記フォームよりご応募ください!

画像: ©1974 Rubik’s® Used under licence Rubiks Brand Ltd. All rights reserved.

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