女性に必要な「YOU健診」を新たに提唱〜 働く女性に必要な医療を、もっと。〜

現代女性の健康問題解決を目的とし、医療コンサルティングや女性医療に関するプログラムや事業を企業と共に開発する株式会社ファムメディコが設立されました。

画像1: 働く女性に必要な医療を、もっと。 femmes medicaux | 株式会社ファムメディコ働く女性の医療課題に取り組む新会社「ファムメディコ」が設立

ファムメディコは、働く女性の医療課題を解決を目指し、ライフステージに応じた女性特有の悩みに対し、女性自身のリテラシー向上と企業制度の整備を目指します。医師・NPO・大学・医療施設等を網羅した幅広い提携ネットワークを活かして、健康経営における女性の健康問題をサポートする医療コンサルティングを提供し、さらに様々な企業と協業した商品・プログラムの企画開発、レディースクリニックの開院支援などを通じて、全ての女性を多角的に支援します。また、国際アンチエイジング医学会専門医の浜中聡子医師と連携し、多くの臨床経験を活かした安全な医療コンサルティングを提供します。

この30年で女性の就労率は右肩上がりに増加し、昨今では就労者の4割を女性が占めます。女性就労率の増加は、晩婚化や出産回数の減少といった女性のライフスタイルの変化に影響を与え、そして女性の体にも大きな変化を及ぼしています。女性が生涯で経験する月経の回数は昔と比較して50回から450回まで増加したといわれており、また、子宮系疾患や乳がんなどの婦人科系疾患も増加傾向にあります。一方で、企業健診の多くは男性のメタボリックシンドローム予防に注力したり、女性にとって必須の検査項目である婦人科検診をオプション化するなど、女性の健康問題へのサポートが十分とは言えないのが実情です。

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経済産業省 ヘルスケア産業課の調査では、女性特有の月経随伴症状などによる労働損失は4,911億円、治療費等を含めるとその社会的経済負担額は約7,000億円に上ると試算されていて、女性が働きやすい就労環境の整備を進めることが、企業の生産性向上や業績向上に結びつくとファムメディコは考えます。女性がこれまで以上に自らの身体や疾患リスクを知り、気遣うことができる機会を提供することで、誰もが自分らしく働き続けられる社会を目指します。

女性に必要な「YOU健診」

ファムメディコは、女性に必要な健診として「YOU健診」を提唱し啓発活動をスタートします。「YOU健診」とは、子宮・大腸・乳房を対象とした検査の総称です。それぞれの部位の形を、3つのアルファベットになぞらえています。女性の罹患率・死亡率が高い3つのがん(乳がん・子宮がん・大腸がん)に加え子宮内膜症や子宮筋腫など、女性に多い疾患を総合的チェックできる、働く女性に、1年に1度は受けていただきたい健診です。通常、子宮の内部まで調べられる経腟超音波(エコー)や大腸の内視鏡検査は企業健診に含まれていないことがほとんどです。そのため、働く女性お一人お一人が、ご自分のからだに起こりうるリスクをこれまでよりも多く・正しく知ることができるよう、「YOU健診」を広めます。

画像1: 女性に必要な「YOU健診」

「YOU健診」が必要な理由
ファムメディコが独自に実施した調査では、働く女性の6割が歳をとっても働き続けたいと回答していますが、8割の方は何らかの女性に起こりうる症状や病気を抱えており、その中でもPMS・生理痛・月経過多などの月経随伴症状を抱える方のそれぞれ6割以上が、仕事や生活に支障が出ていると回答しました。月経困難症(月経痛などの病的な症状がある人)の2人に1人に何らかの疾患が潜んでいると言われているにも変わらず、9割の方が病院を受診していませんでした。また、働く世代の女性に子宮頸がん、子宮内膜症、が増えており、子宮筋腫も3人に1人がかかる病気です。子宮内膜症や子宮筋腫は、不妊症の原因にもなります。
一方で、子宮や卵巣の疾患を調べることができる『経腟超音波(エコー)検査』は、企業の健康診断のオプションに含まれていないことが多く、今回の調査でも58.9%の方が『聞いたことがない/この検査で何がわかるのか知らない』と回答しました。女性特有の疾患を見つけ出すためには、適切な検査が欠かせません。「YOU健診」では女性の健康維持に必要な検査項目を提示し、疾患のある方もない方も年齢に応じた適切な健診を定期的に受けることの大切さを啓発していきます。

画像2: 女性に必要な「YOU健診」
画像3: 女性に必要な「YOU健診」

「YOU健診」啓発活動
「YOU健診」を多くの女性、働く方々に知っていただくために、今後様々な活動を展開していきます。特設サイトでは「YOU健診」に関する基礎知識や、働く女性の健康をデータで紐解くコンテンツを紹介しています。高山都さん・武智志穂さんには等身大で「YOU健診」を学び体験しながら参加いただくほか、婦人科医師・抗加齢医学会専門医とも連携しながら啓発していきます。

○参加著名人

画像3: 働く女性に必要な医療を、もっと。 femmes medicaux | 株式会社ファムメディコ働く女性の医療課題に取り組む新会社「ファムメディコ」が設立

高山 都さん
今年38歳になります。そのうちそのうち…と先延ばしにしていた健診も、PMSが酷くなったり…女性ならではの体調変化や悩みも増え、他人事にはならなくなりました。健康だからこそ、美味しく食べられたり働けたり、楽しいことを選んだりできる。それを近頃は体感しています。気持ちよく人生を築いていくために必要な健診について、女性のみなさんと一緒に正しい知識を身につけていきたいと思います。
<プロフィール>
1982 年生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動。趣味は料理とマラソン、うつわ集め。「#みやれゴハン」として料理とうつわを紹介するインスタグラムが人気。 趣味のマラソンでは、横浜マラソン2016を3時間41分で完走の記録を持っている。著書『高山都の美食姿』(双葉社刊)シリーズの続編が11月下旬に2冊同時発売予定。

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武智 志穂さん
わたしは現在双子の男の子の母をしていますが、2人を授かるまでには2年間の不妊治療を受けていました。不妊の原因は、多嚢胞性卵巣症候群。女性の20〜30人に1人の割合でみられる排卵しにくくなる疾患です。不妊治療を続けて感じたことは、信頼できる先生や病院の大切さ。また、出産を機に自分1人の体ではないことを実感し、これまで以上に健康に対して気を配らないといけないなと感じています。女性が生き生きと輝き、よりよい環境で活躍する為には、健康な体があってこそ。YOU健診のような検査が受けられるクリニックがあるといいなと思っていたので、個人的にもとても有り難いです。このプロジェクトが、1人でも多くの人に知ってもらえたらいいなと思っています。
<プロフィール>
ファッション誌、TV、CM、ラジオなどモデル発のタレントとして10年以上のキャリアを持つ。現在は、ファッションだけでなく、美容・グルメ・インテリア・アウトドア・音楽・旅行などのライフスタイルをSNSで発信し、同世代の女性から高い支持を集めている。2020年7月に双子の男児を出産。

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