国籍にとらわれず、伝統的な料理にオリジナリティを取り入れた新たなスタイルとして注目される料理、”イノベーティブ”。スペインの「エル・ブジ」は有名ですが、日本でも、そんなイノベーティブを体感できるお店があるのをご存知ですか?今回はそんなお店を体験してきました!

日本×フランス×北欧のエッセンス

今回伺ったのは、麻布十番駅から徒歩5分ほどながら、大通りから一本入った静かな場所に佇む、
「Sublime」。2015年のオープン以来、2017年からミシュラン東京の一つ星を獲得しているお店です。

画像1: 日本×フランス×北欧のエッセンス

大きな一枚板を使った重厚な扉を開けると、真ん丸な可愛らしいペンダントライトと広々としたオープンキッチンが印象的な、居心地の良い空間が広がります。

画像2: 日本×フランス×北欧のエッセンス

余計なデザインや色は入れない代わりに、木のぬくもりをダイレクトに感じられる店内はまさに北欧のセンスそのもの。ここは、日本とフランスの最先端料理に、北欧のエッセンスを取り入れたイノベーティブ・フュージョンレストランなのです。

画像: アミューズから、日本の食材、鰹が。

アミューズから、日本の食材、鰹が。

伝統的なフレンチに、北欧のエッセンスと、シェフの個性を光らせることはもちろんのこと、"日本の食材の再発見"をテーマに地産地消にこだわり、旬の食材を余すことなく使うことまで考え抜かれた、サスティナブルなレストランなのだそう!

訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

そんな「Sublime」でいただけるお料理は、その時最も旬な食材を生かしたコース。
来るたびに違った食材と調理法を楽しめるので、何度来ても新しい驚きを感じられるのだとか。常連さんにも愛される理由ですね!

画像: この日のメニュー

この日のメニュー

今回はそんな「Sublime」の、ある夏の日のディナーコースをいただいてきました!!
まずは"スナック"とも呼ばれるアミューズ。

画像1: 訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

温かみのある木のお皿に乗せられたのは、ゴールドラッシュというトウモロコシのフィナンシェ。上にかかったソースにはトウモロコシの甘みがたっぷりで、少し塩を効かせたフィナンシェと絶妙なバランスです。

画像2: 訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

こけ玉をイメージしたというファラフェルには、ひよこ豆ではなく、日本の枝豆を。周りにはピスタチオがまぶされていて、食感も楽しめます。
甘えびのタルトも夏の味覚!出汁にまで海老の殻が使われているそうで、ここにもサスティナブルな考え方が生きています。

お店のスペシャリテと評されるのは、「発酵マッシュルームのスープ」

画像3: 訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

一つの食材を異なるアプローチで表現する北欧料理のアプローチを取り入れ、フレッシュなマッシュルーム、角切りにしたマッシュルームのソテー、そしてマッシュルームに塩をして発酵させたスープを組み合わせた一品です。

画像4: 訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

発酵したマッシュルームの袋は、酵素の力でパンパンに!!
今話題の菌活のパワーを感じることができます。そして、中にはなんと温泉卵が…!!!とろーり黄身を崩していただけば、マッシュルームのクリーミーなコクと、卵の旨味が溶け合う、至高の味わいです。

画像5: 訪れるたびに変わる、何度でも楽しみたいコース

コースに合わせて、おすすめのペアリングワインもいただけるので、お料理にぴったりなワインを悩むことなく堪能できます。ノンアルコールのペアリングもありましたよ!

スタイリッシュでシンプル、だけど華やかなお料理

メニューに「ボール」とだけ書かれた一皿は、海老のカダイフかと思いきや、中にはなんと黒毛和牛とバジルとモッツァレラが!

画像1: スタイリッシュでシンプル、だけど華やかなお料理

お肉を煮詰めた出汁と、添えられたネギのソースをつけていただくと、まさに旨味と香りの爆弾ボールです。

メインのお肉に今回使われたのは、仔牛。こちらも伝統的なブルギニョンソースに、トリュフの香りが鼻を抜けて良い香り♡

画像2: スタイリッシュでシンプル、だけど華やかなお料理

添えられたのは万願寺唐辛子の緑色と、ローズマリーのお花の紫色がとても鮮やかで、メインながら可愛らしさも感じる、遊び心溢れる一皿です。

テーブルの上のエンターテインメント

コースの中でも特に楽しいのは、テーブルの上で仕上げられるお料理たち。
特に季節のデザートは、テーブルの上で液体窒素を使って瞬間冷凍!!イリュージョンのようなエンターテインメントを楽しみながら、その香りや、凍った食感の違いを逃さずにいただけます。

画像1: テーブルの上のエンターテインメント

今回のフルーツ、山梨県産の白桃には、液体窒素で凍らせたヨーグルトのパウダーを。
これが絶妙の爽やかさで、黒糖のチュイールやレモングラスのジュレと合わせるとそれぞれ単品とは全く異なる味わいに。まさにお口の中もイリュージョンです。

画像2: テーブルの上のエンターテインメント

そして最後は、可愛い切り株に生えたキノコを狩って。
北欧でセレクトしたという器も、どれもが絵になって、コース全体で「Sublime」が表現されているのを感じました。

若いシェフたちのこれからにも期待…!!

そんな今の「Sublime」を支えているのは、先代シェフからお店を引き継いだ平均年齢27歳という
若い3人のシェフたち。

画像: 若いシェフたちのこれからにも期待…!!

同世代のシェフ達のチームワークで、どんどん磨き上げられるコース料理は、
それぞれの名店での経験と確かな技術の上に、進化を止めることがありません。
そんなシェフ達の無駄のない動きが、オープンキッチンから眺められるのもこのお店の魅力です。
とは言え、百聞は一見にしかず。

是非、これからの料理界を支えていく3人のパワーと、繊細な一皿を味わいに、足を運んでみてくださいね!

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