ケリーはエルメスを代表するバッグの1つ。ビジネスやフォーマルの場にも良くなじむ美しいフォルムが魅力です。同じくエルメスで人気のバーキンとは、デザインや使い勝手などに違いがあります。ここではエルメスのケリーの魅力とサイズ展開、バーキンとの違いやケリーシリーズの他アイテムについて紹介します。

エルメスを代表するバッグ・ケリー。名前の由来や魅力を解説

エルメスの象徴であるケリーは途中で名称が変わっており、そのエピソードは有名です。またケリーのデザインはそれほど変わりませんが、年々新色や素材のバリエーションが発表され、エルメス好きな人々の心を掴んでいます。まずはケリーの名前の由来やバッグの魅力を紹介します。

モナコ王妃にあやかりケリーと改名

エルメスのケリーは最初、「サック・ア・クロア」の名で発売されていました。改名されたのは、このバッグを愛用していたモナコ公国のグレース・ケリー王妃が、当時妊娠中だったお腹をパパラッチのカメラから隠したというエピソードに由来します。その後モナコ公国から認可を貰い、ケリーと呼ばれるようになりました。

完成されたフォルムの美しさが魅力

エルメスのケリーの魅力は、完成されたフォルムの美しさにあります。スマートなフォルムはどんなシーンでも、最上級の品格を演出してくれます。洗練された印象はきれいめの装いに最適です。ビジネスやフォーマルの場にはもちろん、着物姿にもよく合います。

カラーや素材のバリエーションが豊富なのも魅力

画像: カラーや素材のバリエーションが豊富なのも魅力

ケリーのデザインは発売当初からそれほど変わりませんが、カラーや素材のバリエーションは増え続けています。豊富な素材とカラー展開もケリーの魅力です。フォーマルなシーンにも使われるケリーはブラックなどの定番色が人気。またエトゥープと呼ばれる、ブラウンがかったグレーも高い人気を誇ります。

エルメスのケリーとバーキンの違い

エルメスのバッグのなかでも人気を二分するケリーとバーキン。その違いをデザイン、使い勝手、サイズから探ってみました。

デザイン

画像1: デザイン

外見の美しさにこだわって作られたケリーには、外側にポケットがありません。ハンドルが1本で、内縫い、外縫いと2つの縫製方法で印象の違う2つのデザインから選べます。

画像2: デザイン

荷物をたくさん収納できるように作られたバーキンは、ケリーよりもマチ幅が広くハンドルも2本あります。ケリーと同じくフラップを被せて開閉するデザインですが、マチ幅を調節できるベルトが付いていて、フラップを中に折りこむとオープントートとして使うこともできます。

使い勝手・機能性

画像1: 使い勝手・機能性

ケリーの小さいサイズはちょっとした外出時に、お財布や携帯などを入れるのにぴったり。また25サイズ以上のケリーにはショルダーストラップが付属されているので、荷物が多くなっても両手をふさぐことがありません。

画像2: 使い勝手・機能性

バーキンは内側に仕切りが無いため、ストレスなく荷物を出し入れできます。フロント部分にオープンポケット、背面にはファスナーポケットが付いているので実用的です。

サイズ

ケリーとバーキンはサイズ展開にも違いがあります。ここでは、サイズ25と35で比べてみましょう。

【25サイズ】

ケリー:横約25cm × 縦17cm × マチ10.5cm
バーキン:横約25cm × 縦20cm × マチ13cm

【35サイズ】

ケリー:横約35cm × 縦25cm × マチ13cm
バーキン:横約35cm × 縦25cm × マチ18cm

バーキンはケリーよりマチが広いのが特徴です。

ハンドル付け根の金具

バーキンにはハンドル付け根部分の金具の跳ね返りはありません。しかしケリーにはモデルによりハンドル付け根の金具の跳ね返りが見られます。跳ね返りとは以下の写真のように、バッグの本体と取っ手の接合部分にもう1つついた金具のことです。

画像1: ハンドル付け根の金具

ちなみに、跳ね返りがない状態は以下の通りです。

画像2: ハンドル付け根の金具

これは付属のショルダーストラップを装着する際に、付けやすいように変更されたと言われています。

ここまでケリーと比較してきたバーキンについて、もっと詳しく知りたい方はこちら

内縫い・外縫いで全く印象の違うエルメスのケリー

画像: 内縫い・外縫いで全く印象の違うエルメスのケリー

ケリーバッグは「内縫い」と「外縫い」の2つの縫製方法があり、使う素材によっては印象がガラリと変わります。ここでは2つの違いを解説します。

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