未婚男女の5人に1人がコロナ禍をきっかけに結婚願望に変化あり

18歳以上の未婚男女1,482名を対象に、2021年夏のコロナ禍における『未婚男女の婚活・結婚意識調査』が実施されました。

画像: 2021年夏、コロナ禍における「未婚男女の婚活・結婚意識調査」結果発表

未婚男女の5人に1人がコロナ禍をきっかけに結婚願望に変化あり

未婚男女のおよそ5人に1人がコロナ禍をきっかけに結婚願望に「変化があった」と回答しており、コロナ禍をきっかけに「結婚願望が出た」が男性15%、女性16%、「結婚願望がなくなった」が男性5%、女性6%という結果となりました。

画像1: 未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼結婚願望が出たと回答した方の声
自粛期間中、いろいろなSNSで新婚や出産後の友人の投稿がとても溢れていたため。(30代女性)
将来相手がいてくれた方が楽しいし、死ぬ時も一人じゃないことで安心できるから。(30代女性)
何が起きるかわからない不安感からパートナーがいれば少しは安心できると感じた。(30代男性)
一緒に頑張れるパートナーがいることが、とても素晴らしいと思えるようになった。(40代男性)
▼結婚願望がなくなったと回答した方の声
離婚が増えているイメージがあるから。(20代女性)
生活ができるかどうか分からないから。(40代女性)
マッチングしても会えないんじゃ意味がないと感じるから。(30代男性)
人と会わない事に慣れてしまったから。(40代男性)

未婚男女の約8割が「婚活サービス以外での出会いがない」

未婚男女の現在の出会いの状況を調査したところ、男性77%、女性79%が婚活サービス以外での出会いが「ない」「あまりない」と回答。職場で出会える環境でないといった回答に加え、コロナ禍の影響により外出が減ったり、人との交流が減ったりしたといった回答もあげられています。

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未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼婚活サービス以外での出会いがないと回答した方の声
異性のいる職場環境でないのと、基本1人作業で人との関わりが少ないため。(20代男性)
年齢的なものもあり、周りの歳の近い方はだいたい結婚している人が多いため、全くと言っていい程出会いがない。(30代男性)
職場は女性が多く、コロナ禍で出かけることも減っているため。(20代女性)
コロナ禍で思うように外出ができないため。(30代女性)

未婚女性の7割が今後は対面型婚活イベントで婚活したい

今後利用したい婚活サービスについて調査すると、男性は「マッチングアプリ」70%、「対面型婚活イベント」58%、「オンライン婚活イベント」16%という順位になり、女性は「対面型婚活イベント」70%、「マッチングアプリ」59%、「結婚相談所」19%と、男女で順位が変わる結果となりました。

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未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

未婚男性の2人に1人が事実婚に肯定的

婚姻届を提出せずに夫婦関係を築く事実婚に対する意識調査をしたところ、男性50%、女性41%が「良いと思う」「少し良いと思う」と事実婚に対して肯定的であり、男性が女性を9ポイント上回る結果となりました。

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未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼事実婚に対して良いと思うと回答した方の声
いろんな家庭があるから自由で良いと思う。(20代女性)
形式にこだわるだけではないから。ただ生涯伴侶として過ごすのであれば、相続面等もあるので話し合いは必要だとは思う。(30代女性)
法律上の契約を行なったかどうかの違いでしかないので気にしません。(30代男性)
子供がいないのであれば、結婚の形式を取る必要はないと思うから。(40代男性)
▼事実婚に対して良いと思わないと回答した方の声
子供のこともあるし、事故や病気になった時はやはり家族でないと手術の同意等もできないので、そこはきちんとしたい。(30代女性)
相手は自分の生涯のパートナーであり、自分もまた相手にとって生涯のパートナーである…という法的な根拠がないとても不安定な状態だと感じるから。(30代女性)
今の日本は法律婚が前提なので生きにくいから。(20代男性)
婚姻契約を結ぶことに誠実さがあると感じるから。(30代男性)

未婚女性のおよそ2人に1人が夫婦別姓に肯定的

夫婦が結婚後も法的に改姓せず、婚前の姓を名乗る夫婦別姓に対する意識調査をしたところ、男性44%、女性50%が「良いと思う」「少し良いと思う」と夫婦別姓に肯定的であり、女性が男性を6ポイント上回る結果となりました。

画像5: 未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼夫婦別姓に対して良いと思うと回答した方の声
改姓後の諸々の手続きが面倒であるため。(30代女性)
夫の姓を名乗るから、嫁は嫁ぎ先のものなんて考えが生まれる。姓を変えると仕事でも差し障りがある。夫婦が同姓であることで、主に不利益を被るのは女性の方。男女平等を目指すなら、別姓も選べるようにするべきだと思う。(30代女性)
長年の名前を変えるのは違和感が強そう。特に何の支障もないなら別姓でよいのではないかと思う。(20代男性)
姓の変更が面倒だと聞くため。また珍しい苗字は残したいため。(30代男性)
▼夫婦別姓に対して良いと思わないと回答した方の声
子供がいなければ良いかもしれないが、子供が産まれたらどちらの苗字を名乗るのか、もし自分が子供と苗字が違うと何となく疎外感が生まれると思うから。(30代女性)
家と家との結びつき、一つの家族になる為にも必要だと思う。また、もし子供ができたときやお墓に入るときにも、いろいろ問題が発生しそうだと思うから。(40代女性)
日本の文化だから。同じ姓を名乗ることで家族として一つなるという、意思表示の一つとして大事だと思う。(20代男性)
子供の姓がどちらであるかなど、家庭的な部分や法律上の判断が難しくなるから。(30代男性)

未婚男性の約7割が授かり婚に肯定的

授かり婚に対する意識調査をしたところ、男性69%、女性53%が「めでたい」「少しめでたい」と授かり婚に肯定的であり、男性が女性を16ポイント上回る結果となりました。

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未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼授かり婚にめでたいと回答した方の声
今のご時世珍しいことじゃないし、年齢も年齢なので。(20代女性)
素直に嬉しいから。(30代女性)
もしそうなれば自分の子供を作ってくれた女性に感謝しかない。(40代男性)
子供ができることは、どんな状況下であってもめでたいと感じたため。(30代男性)
▼授かり婚にめでたくないと回答した方の声
順番を経て、結婚、子供という順番がいい。出産から結婚だと忙しくなりそうだから。(20代女性)
周りがどう思うかを気にしてしまう。(30代女性)
結婚してから子どもを授かるのが順番だと思うから。(20代男性)
しっかりと婚姻契約をしてから子供が欲しい。責任感を持ちたいから。(30代男性)

将来の子供「2人欲しい」が男性6割、女性半数以上

将来子供が何人欲しいかを調査すると、男性60%、女性54%が「2人」欲しいと回答。一方で、男性10%、女性18%が「子供は欲しくない」と回答しており、女性が男性に比べて8ポイント多い結果となり、「年齢的に子供を産むことが難しい」といった女性の意見が多くあげられました。

画像7: 未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

年代別に見ると、29歳以下、30代ともに「2人欲しい」未婚男女が最も多いのに対し、40歳以上になると女性の約6割が「子供は欲しくない」と回答しており、最も多い結果となっています。「年齢的に難しいと思う」という女性の意見が多く、年齢が上がるにつれて男女でも子供の希望人数に対する意識に差があることが分かりました。

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未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

画像9: 未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)  株式会社リンクバル調べ

▼子供は欲しくないと回答した方の声
欲しくないと言うより、年齢的に難しいと思ったため。(40代男性)
相手と相談して決める事だと思うので一方的に望んでいない。(40代男性)
相手の経済力による。経済的に育てられそうなら考えるが、現状自分の収入では無理なため。(20代女性)
年齢的に出産は無理。相手の方にお子さんがおられれば、考えてみるのもありだと思う。(40代女性)

■調査概要
調査タイトル :未婚男女の婚活・結婚意識調査(2021年7月)
対象     :18歳以上の未婚男女1,482名(男性886名、女性596名)
調査期間   :2021年7月21日(水)〜26日(月)
調査方法   :CoupLink会員へのwebアンケート

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