2021年に続き「東リベ」が首位!アニメ化で話題の『SPY×FAMILY』は4位にランクイン。女性向けマンガのトレンドは「異世界ファンタジー×恋愛」ジャンル

総合電子書籍ストア「ブックライブ」では、独自に集計した「2022年 上半期ランキング」を発表しました。

集計期間:2022年1月1日~2022年5月31日

上半期ランキング1位は『東京卍リベンジャーズ』、ブックライブ「2021年 年間ランキング」に引き続き首位を維持。

画像: 上半期ランキング1位は『東京卍リベンジャーズ』、ブックライブ「2021年 年間ランキング」に引き続き首位を維持。

2022年 上半期ランキングの1位は『東京卍リベンジャーズ』となりました。2021年春のアニメ放送をきっかけに人気に火が点き、その後、北村匠海さんが主演で実写映画化されました。2021年のブックライブ年間ランキングで1位となった本作ですが、2022年もその人気を維持する結果となりました。少年マンガ誌『週刊少年マガジン』で連載中の作品ですが、実写映画をきっかけにブックライブでの売上の4割を女性が占めるほど、女性人気を獲得しました。主人公は26歳、フリーターの花垣武道(タケミチ)。彼がある日、中学時代につきあっていた人生唯一の元カノが殺されたニュースを見るところから、物語は始まります。その後、突然の事故をきっかけにタケミチは中学時代にタイムリープ(現在の自分の意識が過去の自分の肉体に乗り移る現象のこと)し、彼の人生の最盛期である14歳からやり直すことになるというストーリーです。TVアニメ2期となる『東京リベンジャーズ』“聖夜決戦編”の制作が決定しており、まだまだ話題が続きそうです。

画像: ©和久井健/講談社  booklive.jp

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春アニメで人気急上昇、“スパイ”が築く、疑似家族の絆を描いたホームコメディ『SPY×FAMILY』が4位

2022年春のアニメ化をきっかけに人気が上昇した『SPY×FAMILY』が4位にランクインしました。本作は、2019年に連載がスタートし、同年ブックライブの「読者が選ぶ、2019年新作おすすめマンガベスト100ランキング」にて、少年・青年マンガジャンル1位を獲得した人気マンガです。※

名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの主人公。しかし、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者、そしてなんと“妻”は暗殺者。互いに正体を隠したかりそめ家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディです。“スパイ”をモチーフにしたコメディマンガですが、ブックライブのレビューでは「(作品の)底に平和とは何かを問うテーマがあり、エンタメと重厚なテーマが上手くマッチしている」「いまの情勢だからこそ世界中で読んでもらいたい。平和が当たり前ではないことを」といったコメントが寄せられました。ホームコメディとして笑えるだけでなく、現代社会の情勢とあわせて考えさせられるところが、人気上昇のポイントかもしれません。

※参考URL)読者が選ぶ、2019年新作おすすめマンガベスト100ランキング
https://booklive.jp/feature/index/id/newmanga2019

画像: ©遠藤達哉/集英社  booklive.jp

©遠藤達哉/集英社

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女性向けマンガは、西洋ファンタジー風の「異世界ファンタジー×恋愛」ジャンルが2021年から引き続きトレンド。

2021年の年間ランキングで3位だった『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』が、今回さらに順位を上げて総合2位となりました。西洋風のファンタジーな世界を舞台に、没落令嬢の主人公が、超エリートである次期公爵に契約結婚を持ち掛けられ、「きみを愛する気はない」と言われるも徐々に心を通わせていく物語です。同じく西洋風のファンタジーな世界を舞台にした恋愛マンガとして、『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』が3位、『間違いで求婚された女は一年後離縁される』が7位にランクインしており、「異世界ファンタジー」と「恋愛」を組み合わせた女性向けマンガの人気が高まっています。

画像: ©水埜なつ ©三沢ケイ/フレックスコミックス  booklive.jp

©水埜なつ ©三沢ケイ/フレックスコミックス

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​書店員すず木のコメント
この春にアニメ化され、人気が高まった『SPY×FAMILY』。「スパイ」の夫・黄昏と、「殺し屋」の妻・ヨルに、「エスパー」な子ども・アーニャの3人から成る「偽装家族」という、マンガにおける人気要素を詰め込んだ作品です。スパイものではありますが、ハードな戦闘シーンでもアーニャがボケをかまして和やかにするなど、シリアスなストーリーもコミカルに描き、老若男女問わず安心して読むことができます。また、妻のヨルは料理が苦手。そのため、夫の黄昏が料理を担うなど、「各自得意なことを担当すれば良い」とする考え方は現代の家族に求められる関係値なのかもしれません。スパイものとしても、家族マンガとしても楽しめる本作、納得の1位です!

【総合ランキングTOP10】

1位 『東京卍リベンジャーズ』(和久井健/講談社)
2位 『「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます』(水埜なつ・三沢ケイ/フレックスコミックス)
3位 『虐げられ令嬢とケガレ公爵~そのケガレ、払ってみせます!~』(廻/ライブコミックス)
4位 『SPY×FAMILY』(遠藤達哉/集英社)
5位 『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)
6位 『その着せ替え人形は恋をする』(福田晋一/双葉社)
7位 『間違いで求婚された女は一年後離縁される』(ほいっぷくりーむ・ヤマトミライ・Amary/クリーク・アンド・リバー社)
8位 『ブルーロック』(金城宗幸・ノ村優介/講談社)
9位 『アオアシ』(小林有吾/小学館)
10位 『花嫁未満エスケープ』(小川まるに/ライブコミックス)

【ジャンル別ランキングTOP10】

画像1: 女性向けマンガは、西洋ファンタジー風の「異世界ファンタジー×恋愛」ジャンルが2021年から引き続きトレンド。
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