住み替えで「暮らしの満足度が上がった」人は9割以上！

2025-06-22

カワコレメディア編集部 @ カワコレメディア編集部

「cowcamo（カウカモ）」調査で明らかになった“イメージと実態”のギャップとは？

住まいを変えることは、生活そのものを変える選択です。中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo（カウカモ）」は、首都圏に持ち家を持つ男女1,009人を対象に「住み替えのイメージ・目的」に関する調査を実施。その結果から、“住み替え”という選択肢の認知度の高さと、実行率の低さ、そして実際に住み替えた人の高い満足度が浮き彫りになりました。

住み替えの認知度は高いが、実行には至らず

調査では、「住み替え」という言葉の認知度は約8割に達しており、「よく知っている（36.2％）」「なんとなく知っている（48.5％）」と答えた人が多数を占めました。しかし、実際に住み替えを経験した人はわずか16.4％。言葉としては認知されているものの、具体的な知識や行動にまでは結びついていないことが明らかになりました。

イメージは“理想”と“ハードル”が拮抗

住み替えの印象については、ポジティブな意見として「ライフステージに合わせて住環境を最適化できる（34.4％）」が挙がる一方で、「費用負担が大きい（30.2％）」「引っ越しが大変そう（30.2％）」といった慎重な声も。住み替えは前向きな選択と捉えつつも、実際に踏み出すには多くの不安が伴っていることがうかがえます。

住み替え経験者の9割以上が「満足」と回答

一方、住み替えを実際に行った人のうち、9割以上が「満足している」と回答。その背景としては、「家族構成の変化への対応（41.2％）」「通勤・通学の利便性向上（35.2％）」「間取り・サイズの最適化（17.0％）」など、ライフステージに即した明確な目的がありました。

また、「目的を達成できた（57.0％）」「ある程度達成できた（39.4％）」という声も多く、住み替えが“暮らしの質を高める”手段として有効であることがわかります。

想定以上のポジティブな変化も多数

興味深いのは、住み替えを通じて想定以上の好影響を実感した人が多かったことです。通勤の快適さや趣味の時間の充実、家族間の関係性の改善など、住環境の変化が生活全体に良い影響を与えていることがわかります。

また、事前には「資産が目減りしそう」といった懸念も多かったものの、実際には「資産状況が良くなった」と答えた人が41.2％と、「悪くなった（5.5％）」を大きく上回りました。

一方で、実行をためらう理由とは？

住み替えを行っていない人の理由としては、「今の暮らしに満足している（46.8％）」が最多。また、「住宅ローンや資金面の不安（33.2％）」「手続きの煩雑さ（24.4％）」などの実務的なハードルも挙がりました。さらに「希望に合う物件が見つからない」「住み替えの進め方がわからない」といった声もあり、情報不足や支援体制の不透明さが住み替えの実行を妨げている様子です。

まとめ：住み替えは「暮らしのアップデート」の有力な選択肢

今回の調査から、住み替えが単なる“住まいの移動”ではなく、「暮らしの再構築」であることが浮き彫りになりました。実際に住み替えを経験した人たちは、生活の質や家族関係、資産状況まで含めてポジティブな変化を実感しています。

にもかかわらず、実行率が2割未満にとどまっている現状は、「知ってはいるけれど踏み出せない」という状態にある人が多いことを示しています。

今後は、住み替えに関する情報発信や支援の強化、実践者の声の共有などによって、不安を解消し、より多くの人が前向きな一歩を踏み出せるような環境づくりが求められています。

住み替えをもっと身近に：「cowcamo（カウカモ）」とは？
調査を実施した株式会社ツクルバは、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo（カウカモ）」を運営。住み替えに特化した物件紹介から購入・売却のサポートまで、理想の暮らしを実現するためのサービスを提供しています。住み替えに特化した物件紹介から購入・売却のサポートまで、理想の暮らしを実現するためのサービスを提供しています。「住み替えって難しそう…」と感じている方こそ、一度カウカモをのぞいてみてはいかがでしょうか？