昔いた会社で学んだこととして
「景気がいいときは貯蓄しろ。景気が悪いときに出店しろ」
というのがありました。
これも同じ(というかぼくが影響下にある)考えかたで「不景気で厳しい懐事情でも出店する価値がある」のほうが「景気がよくてお金があるから出店しよう」よりも正しい判断である可能性が高いですし、不景気でも営業できるお店のほうが継続性もあります。
この言葉を最初に教えてもらっておいてよかったなあと今でも思います。なんの因果か自分で会社をはじめて十年以上になりますが、これはたしかに合ってます。
なので、長くのほほんと会社を続けたいのであれば、不景気でもやりくりできるようにしておくのがよいかと思います。
とここまで書いておいてなんですが、このようなひとの小賢しい小細工は起業の成否を決める要素全体の一割程度で、残りの九割は「縁」と「運」(と「金」)でありまして、ぶっちゃけ能力とはあまり関係ありません。