長野県発・新品種の信州サーモン、海なし県ならではの味に注目が集まる。「朝そば」で朝から長野の味を楽しむのが定番?

旅行予約サイト「楽天トラベル」は長野県に宿泊したお客様に向けたアンケートを実施し、回答結果を元に「長野県を旅した人が選ぶ!長野県・旅めしランキング」を発表しました。

長野県は雄大な山々と澄み切った清流などの自然の恵みが地域の食文化を育んできました。その中でも、美味しいそばの代名詞でもある「信州そば」が堂々の1位。そばの実は、昼夜の寒暖差が大きいほど美味しくなると言われており、山々に囲まれた信州の気候はそば栽培に最適。「信州そば」を名乗るには「長野県内で製造されたそば粉を40%以上配合した干しそば」であることが条件です。また、「信州そば」を朝食で提供する宿泊施設も多く、「バイキングの朝食もゆっくり、信州そばも食べられ、感激でした。」「朝食がボリュームがあり朝から信州そばの温かい物がでてよかったです。」と、朝そばを楽しんでいる声も。

長野県内には新鮮な馬肉を提供する店が数多くあり、その影響から4位には「馬刺し」がランクインしました。実は、明治の初め頃から馬肉を食べる文化を育んできた長野県。特に飯田、伊那地域では「肉といえば馬肉」と言われるほど親しまれています。牛肉や豚肉と比べて低カロリー・高タンパクの馬肉は、近年関心が高まっているヘルシー食材。その影響もあってか、特に女性からの支持を多く集めました。

これから注目したいのは、10位にランクインした「信州サーモン料理」。「信州サーモン」とは、ニジマスと欧州原産のマス(ブラウントラウト)を交配した信州オリジナルの新品種。サーモンはふだんからなじみのある魚だけに、「信州サーモンは、臭みも無く、これがサーモン?と思うくらい美味でした」「お造りでいただいた信州サーモンが絶品で日本酒がすすみました」と、驚きの声が多く挙がりました。ここ数年で、長野県の宿泊施設の食事メニューに加わる事が多くなり、新しい信州ブランド素材として「信州サーモン」を目当てに訪れる人もいるようです。

長野県を旅した人が選ぶ!長野県・旅めしランキング

1位 信州そば
2位 おやき
3位 野沢菜漬
4位 馬刺し
5位 信州牛料理
6位 栗おこわ
7位 松茸の土瓶蒸し
7位 山賊焼
9位 駒ヶ根ソースかつ丼
10位 信州サーモン料理