今年のフジロックでもヘッドライナーを務める人気ロックバンド「Foo Fighters(フーファイターズ)」。彼らが、7月4日(土)にワシントンD.C.の「ロバート・F・ケネディ・メモリアル・スタジアム」で行ったライブが話題を呼んでいる。ツアー中、6月の公演でステージから落下して足を骨折した、フロントマンのDave Grohl(デイヴ・グロール)。以降予定していたヨーロッパの5公演全てがキャンセルとなり、多くのファンをガッカリさせたが、その後オフィシャルサイトに、「4日が待ち遠しい! DCで会おう」とのメッセージを掲載し、復活を明らかにした。そして復活公演当日。ステージに現れたDave Grohlの姿を見て、スタジアムに集まったファンたちは一瞬のうちに熱狂した。彼が座る椅子の下からはギターやベースのヘッドが突き抜け、背中にはバンドのロゴと後光のように配置された照明。身動きが取れないことを逆手に取ったド派手なセットで、“骨折”さえも演出の一部に変えてしまった。遠くから見てもこの通り。フロントマンとしての圧倒的な存在感は、骨折前と変わらないか、むしろそれ以上?その結果、心配していたファンを尻目に、ライブは大成功に終わった。もしかすると、日本でも“後光イス”が見られるかも?完治した万全な姿も見たいが、これはこれで彼ららしい、見応え抜群のライブパフォーマンスだ。Foo Fightershttp://foofighters.com/・音楽(まとめ)