新しい本にはない風格と独特の雰囲気を持った古書。もう読んでしまったが、捨てるには惜しい...。ケベック出身のカナダ人アーティスト、Guy Laramee氏もそう思った1人。思いついたアイデアは、「古書を利用して風景を生み出す」ということ。そして作り出されたのは、これまでLaramee氏が訪れた旅先の風景。百科事典や辞書、読み古した小説を材料の幅の広い面を使い、断崖や木々、芝生、大地の隆起や洞窟などを緻密に彫り上げた。紙のページは、地層や微妙なカーブに利用されている。Laramee氏は、彫刻だけでなく、作曲家や舞台監督としても有名なアーティスト。公式サイトでは、Laramee氏が生み出したさまざまなシリーズが掲載されている。興味のある人は、ぜひチェックしてみて。Guy Larameehttp://guylaramee.com/・アート(まとめ)