食虫植物の一種であるモウセンゴケ。気持ち悪い!と思うかもしれないが、英語では「太陽の露」を意味するSundewと呼ばれたり、学名のDroseraはギリシア語の露が語源であったりと、その美しさは知る人ぞ知るもの。フィンランド人の写真家、Joni Niemelä氏もモウセンゴケの美しさに魅せられたひとり。撮影には、被写体を拡大できるマクロレンズを使用。そっと近づいて見てみると、虫を捕らえる粘液は、まるで朝露のようにキラキラと輝いている。その繊細な表情には、思わずうっとりしてしまいそうだ。このモウセンゴケをテーマにした「Drosera」というシリーズは、世界中で高い評判を得ている。現在は「Otherworldly Blues」と題された、青を基調にしたさらに神秘的なシリーズを発表。公式サイトには、モウセンゴケ以外にも、雪原やオーロラをテーマにした写真も掲載。どれも神秘的で美しい写真ばかりなので、興味のある方はチェックしてみては。joniniemela.comhttp://www.joniniemela.com/・写真(まとめ)