NYのシンボルであるエンパイヤステートビルに現れた動物たち。どれも絶滅危惧種とされている動物たちだ。「Projecting Change」と題されたこのプロジェクトは、ドキュメンタリー映画「The Cove」でアカデミー賞を受賞した製作チームが、動物保護を訴える目的で企画。デザイン集団Obscura Digitalが高出力のプロジェクター40基を使用し、100万ドル(約1億2400万円)をかけて制作した。このプロジェクションマッピングは、ビルの33階分のフロアを使用して行われ、ヒョウをはじめとした野生動物が映し出させると、多くの人が歩みをとめた。映像の最後には先日アメリカ人ハンターによってジンバブエで射殺された、「世界で一番有名なライオン」セシルの姿もうっすらと映しだされ、人々に強く命の尊さ、野生動物保護の大切さを刻み込むことができたようだ。Obscura Digitalhttp://obscuradigital.com/work/racingextinction/・プロジェクションマッピング(まとめ)