Travis Burke氏はアメリカ大陸を横断し、各地の絶景を撮影している写真家。彼が旅を始めたのは、1台のバンがきっかけだった。それが、現在も彼の相棒である94年製ダッジ・ラム。元々の所有者は彼の祖母だが、ずっと冒険写真家になりたいと願っていた彼は、乗らなくなった車を目にして一念発起。8000ドルの費用と5ヶ月の時間を掛けて車を改造。ソーラーパネルや折り畳みベッド、小型冷蔵庫などを設置して旅に出た。それから16ヶ月の間、撮影の旅は続き、踏破した距離は6万マイル(約9万6000キロメートル)にも達した。夕日に染まる海や氷のトンネル、岩山に突如現れた滝など、雄大な自然は見ているだけでも爽快。もちろん旅の暮らしは楽ではない。けれど彼は語る。「こうやって車に寝泊まりしているおかげで素晴らしい景色に出会える。その写真が他の人たちを勇気づけることがあれば、それは素晴らしいことだと思うんだ」Burke氏はこれからも旅を続けるそうで、私たちに感動を与える作品を撮り続けてくれるだろう。Travis Burkehttp://www.travisburkephotography.com/Facebookhttps://www.facebook.com/TravisBurkePhotography・写真(まとめ)