細かい部品をたくさん使い、ひとつの絵を浮かび上がらせるモザイクアート。世界中で大勢の芸術家が個性的な部品を使い、新しい作品を世に送り出している。カリフォルニアのアーティスト、Andrew Myers氏もそんな一人。彼が使用した部品はアクリルキューブ。それをシャンデリアのように天井から吊り、人物画を完成させた。しかもスタートは、透明の四角いキューブを自ら彩色するところから始めるという手の込みよう。以前はネジを使ったポートレートを制作し、それが話題になったMyers氏。今回の作品は、それをさらに進化させたものだそう。「どんな絵でも細かな点の集まり。その点が目の前で浮いていて、絵になったら面白いと思ったんだ」しかし、そのアイデアを形にするのは簡単ではなかった。「どのようにキューブを並べるか計算して、それをワイヤーで釣る方法を調べて、実際に確かめて...。ものすごくストレスフルな作業だった」この作品で使用されたキューブは1200個。ワイヤーは800ヤード(約731メートル)、製作期間は7ヵ月!彼の労作は、9月17日にLAのLawrence Cantor Fine Art Galleryで行われる個展のオープニングに登場する。LAを訪れる予定のある方は、ぜひチェックを!Andrew Myershttp://www.andrewmyersart.com/Lawrence Cantor Fine Art Galleryhttp://www.lawrencecantorfineart.com/・アート(まとめ)