縁日の屋台などでよく見かける、ベビーカステラ。あのベビーカステラをキュートにアレンジできるのが、デザイナーのRyosuke Fukusada氏とRui Pereira氏が共同で製作した「Sapore dei Mobili」という焼き型だ。椅子や棚、シェードランプなど、5種類の家具を模ったデザインで、食べるだけでなくトッピングやデコレーションをして自分だけの“家具”をつくることができる。また、完成した“カステラ家具”を好みのレイアウトに配置して、理想的な部屋を完成させるなど、楽しみはさらに広がりそうだ。心躍るプロダクト一品と思いきや、実は「毎年生み出される大量の家具デザインと、それを消費しきれないマーケットとの不均衡」というアンチテーゼなメッセージが込められているという。残念ながら、発売予定はまだないようだが、今後の消費化に期待したい、ユニークなコンセプトデザインだ。Sapore dei Mobilihttp://www.saporedeimobili.com/・スイーツ(まとめ)