フランスのリヨンにある「ミニチュア&映画博物館」は、16世紀に建てられた歴史的建造物のなかにある人気観光スポット。ここに展示されている100以上のミニチュアセットは、“ミニチュアリスト”で、この博物館のキュレーターでもある、ダン・オールマン氏の作品。ミニチュアの世界に魅せられて20年。信じられないほどリアルな小道具の数々は、オールマン氏がコツコツと製作してきた。すべての小物の数を合わせると、製作されたミニチュアは1000体以上。作品のなかには、実際の映画に登場するシーンをもとに、製作されたものもあるそうだ。セットのなかの壁紙や家具は本物らしく見えるよう、汚れや引っかき傷などが施されていたりして、そのこだわりには驚かされるばかり。ご覧のように、写真のなかに写っている人間の手と比べると、いかにこのセットが小さく、繊細であるかということがわかるだろう。ライティングや展示の角度にも、かなりこだわったというこちらの博物館、リヨンまで行けないけど気になるという方は、まず博物館の公式サイトを覗いてみては?本物と見紛うほどの迫力に、圧倒されるかも!?Musee Miniature et Cinemahttp://www.museeminiatureetcinema.fr/accueil_eng.html・アート(まとめ)