三輪車を使って街角にアニメーションを投影するVJチームが、ロシアやドイツ、スイスで話題らしい。「VJSUAVE」は、ブラジル・サンパウロを拠点に活動するYgor MarottaとCeci Soloagaを中心とした、新しいスタイルの“メディア・アートデュオ”。2009年に始動した彼らは、“SUAVECICLO”というプロジェクターやスピーカーを搭載した三輪車で、様々な街をまわり、オリジナルのアニメーションやドローイング、詩を公開。彼らの舞台は“公共のストリート”。映像を映す壁と地面さえあれば、どこだってステージになる。VJSUAVEのアニメーションは、手描きとコンピューターの融合スタイルで、テーマもさまざま。「ホームレス」という作品では、辛辣でありながら温かさを感じさせるストーリーを展開し...また「La cena」という作品では、“サークル・オブ・ライフ”をテーマに、自然界の法則について、楽しく分かりやすく解説している。神出鬼没のVJSUAVEは、次回どこに現れるか未定。ぜひ日本にも来日してほしいところだが、彼らのFacebookでは、活動状況が随時アップデートされているようなので、まずはここをチェックしておくといいかも。ハイテクなのに、どこかレトロ。大人から子どもまで魅了する彼らの映像作品は、こちらからどうぞ。VJSUAVEhttp://vjsuave.com/Facebookhttps://www.facebook.com/vjsuave?_rdr=p・アート(まとめ)