硬式野球部 同志社大学vs立命館大学へ向けて

同志社大学および立命館大学の学生有志が、関西学生野球リーグにおける京都のライバル校同士の伝統の一戦を盛り上げるべく合同応援チームを結成し、オリジナルポスターを製作し、話題となっています。

両大学の対決は、1930年が最初と言われており、毎年春と秋に、関西学生野球連盟リーグ戦の最終日程としてわかさスタジアム(京都市西京極)で実施されています。伝統的に、学生や卒業生らが会場へ足を運び両大学の応援団を中心に、応援合戦が繰り広げられています。また、一般市民の方々にもファンは多く、「同立戦」や「立同戦」との愛称で親しまれています。

しかし、学生の趣味の多様化や、カレッジスポーツへの学生の関心が薄れてきたことに加え、野球やサッカーなどのプロスポーツの隆盛によりファン離れが加速し、大学野球は年々観客動員数が減少。さらに、1986年に同志社大学が京田辺キャンパス(京都府京田辺市)を開設、1994年には立命館大学もびわこ・くさつキャンパス(滋賀県草津市)を開設したため、学生とわかさスタジアムとの物理的距離が増大し、更に学生の大学野球離れに拍車をかけました。そこで、両大学では各キャンパスから応援バスを運行するなどして動員数を増やすべく工夫をしてきましたが、いまだ伸び悩んでいるのが現状です。

今回の企画は、一人でも多くの学生から大学野球に対する関心を得ることはもちろん、関東だけでなく、関西、特に京都でも熱い戦いが繰り広げられていることを発信するべく、両大学より学生有志が立ち上がりました。ポスターで注目を集め、球場に一人でも多くの観客に足を運んでもらうことを目指しています。

また、制作にあたり、それぞれの大学の卒業生であるお笑いタレントのレイザーラモンのお二人が全面バックアップ!ポスターは両大学のキャンパス内や関連附属校に掲示されています。

主将Ver.
大学を背負った伝統ある同立/立同戦の勝利を勝ち取るという強い意気込みを、両主将に
「真剣な眼差し・鍛え上げた腕筋」で表現してもらいました。このポスターだけは、
相互に煽るのではなく、この一戦にかける真っすぐな想いをキャッチコピーに表現しました。

舞妓さんVer.
同志社・立命館、両大学の最大の共通項である「京都」を全面的に押し出す為のキーワードとして、舞妓を選択しました。モデルは、今回の企画に携わった学生です。またキャッチコピーは京都らしい「はんなり感/本音-建て前」を表現しています。

牛若丸・弁慶Ver.
「京都」を舞台とした有名な戦いをテーマの一つとし、牛若丸/弁慶を選択。牛若丸は、「今牛若丸」と
よばれた吉田義男氏(立命館大学硬式野球部OB)、弁慶は、同志社大学の創立者・新島襄の愛犬の名前が
弁慶であったことなど、通には分かるポイントが含まれています。

レイザーラモンVer.
「両大学OBでお笑い芸人として活躍するレイザーラモンさんに是非協力して欲しい!」という、
学生の熱烈な希望に、レイザーラモンさんが呼応する形で実現。自ら「同志社あるある/立命館フォー」を
提供して頂くなどお二方も非常に乗り気で、これを反映したWEB限定バージョンの公開も予定しています。

■応援ポスター 全4種類
■合同応援チーム
同志社大学約10名、立命館大学約10名
2015年6月「京都の野球を盛り上げよう」という目的のもと発足。
■関西学生野球連盟 2015秋季リーグ
同志社・立命館の試合予定
日時:
2015年10月24日(土) 17:00~
2015年10月25日(日) 13:00~
2015年10月26日(月) 13:00~ ※第1戦と第2戦で決着がつかなかった場合実施
場所:わかさスタジアム(京都市西京極)