1本30万円!そんな驚きのプレミアム焼酎が、創業130年の老舗焼酎メーカー、黒木本店から11月1日に発売される。この「百年のボトル」は、銘酒「百年の孤独」のプレミアムバージョン。名称のもととなった小説『百年の孤独』の作者ガブリエル・ガルシア=マルケス氏が2014年4月に逝去したことを受け、哀悼の意を表すとともに、偉大な功績を称えるために製造されるという。・バカラ×焼酎のコラボレーションボトルを手がけるのは、フランスのクリスタルブランド「バカラ」。「百年の孤独」の発売の100年前にあたる、1885年に発表したデカンタの図面とモールド(クリスタルを成形するための型)を探し出し、復刻させた。日本のお酒のために特別な製品を提供するのは、長い歴史の中でも初の試みだとか。・至高のブレンド焼酎そんな至高のボトルに注がれているのは、木と焼酎の接する比率が高い小ぶりの樽で熟成させた2種類の焼酎と、黒木本店が所有する蔵の中で最古の27年間熟成させた焼酎をブレンドしたもの。この3種類の焼酎がブレンドされることにより、甘みと苦味の余韻が長く続くしっかりとした味わいと、樽と麦焼酎が織りなす複雑な香りが実現した。まるでバニラやココナッツ、チョコレート、キャラメル、バナナ、青りんごの香りが混ざりあったような、華やかな芳香が口に広がる。価格は 1本30万円(税抜き)とかなり高価ではあるが、こだわり抜かれたボトルやこだわりの焼酎には憧れずにいられない。特別な日を彩る逸品、または自分へのご褒美として、ぜひ堪能してみたいものだ。黒木本店http://www.kurokihonten.co.jp/