ボリュームたっぷりのロングドレスに大きなウィッグといえば、18世紀のヨーロッパ貴族女性の定番ファッションだ。マリー・アントワネットに代表されるあのファッションで、もし現代の日常を暮らしてみたら?そんなことを考えたのが、フランス人写真家のMarie-Astrid BerryさんとThibault Carronさん。華美な衣装で町を歩くBerryさんを、Carronさんが撮影するというプロジェクトを実行した。地下鉄で電車を待ち...。バスの列に並び...。ファストフードを頬張る!もちろん、スーパーでお買い物も。Carronさんがこんなプロジェクトを実行した理由は、周りの人を楽しませたかったこと、そして本や映画の中でしか知らない服を着て生活することで、現代の暮らしを改めて認識するためだという。どちらにしろ、この服装で現代を生きるのは簡単ではなさそうだ...。窮屈そうな衣装を忘れ、現代文明を楽しんでいる作品は、どれもユーモラス。ぜひウェブサイトもチェックしてみて。Thibault Carronhttps://www.facebook.com/ThibaultCarron・ファッション(まとめ)