ビールといえば、ボトルやビールグラスで飲むもの、と普通の人なら思うはず。ところが、いまブームになりつつあるのが、木製のマグカップでビールを堪能することだ。この木製マグカップを開発したのが、ブルックリンを拠点に活動するBrooklyn Butcher Blocks(ブルックリン・ブッチャー・ブロックス)のニルス・ウェッセルさん。彼の卓越した木加工技術によって誕生したマグカップは、まずジオメトリックなデザインに美的センスが光っている。種類は2種類で、マメ科・広葉樹のパープルハートをメインに打ち出したデザインと、カエデ、ポブラ、クルミといった木材を織り交ぜたデザインが揃っている。どちらもアメリカで生産されており、指を通す指穴部分など、細かな部分にまで人間工学に基づいた設計が施されているのも魅力だ。また、マグカップの内側はアメリカ食品医薬品局お墨付きのエポキシ樹脂を使用しているので、ビール以外にどんなアルコール飲料を入れても安全とのこと。もちろん、木製だからって飲み物がうっかり漏れだす心配もない。外側は、分厚いワックスとミネラルオイルのミクスチャー素材でできている。温かみのある色合いでクラフト感がありつつも、モダンで洗練されたデザインの“ビール用マグ”なんて、いままでありそうでなかったもの。値段は、70〜140ドル(約8500円〜1万7000円)で比較的手に入れやすいのも嬉しいところ。天然の木の温もりを感じながら味わうビールは、きっと格別な時間を与えてくれるはず。キッチンに飾っておくだけでもサマになるので、気になった人はいますぐチェックしてみて。Brooklyn Butcher Blockshttp://www.brooklynbutcherblocks.com/collections/frontpage/products/wooden-beer-mug-be-the-viking