子どもの頃、本当に妖精がいると信じたり、アンデルセンのような童話に夢中になった記憶はないですか?そんな夢見心地だった幼少時代をふと思い出させてくれる、北欧・スウェーデン在住のアーティストがいます。名前は、Alexander Janssonさん。彼が描くのは、まさにおとぎ話に出てきそうな架空の人物や動物たちばかり。常にイマジネーションを働かせ、マジカルなイラストで、子どもだけでなく大人も楽しませてくれます。ちょっと哀愁が漂うダークな色使いも彼の持ち味。だけど、そこに登場人物たちのピュアな気持ちが交錯し、不思議なノスタルジーへと誘います。一見、とても古典的な作風のように見えつつも、Alexanderさんの作品はイラストレーターだけでなく、2D/3D アニメーションも使ったハイテク仕上げ。そして、自らを“謎の科学者”と称するマルチアーティストでもあります。すごくかわいい!というよりは、ほんのり退廃的なムードが漂うこのイラスト。日本語的に言うと侘び寂びが効いているというのか、独特のおとぎ話の世界観を作り上げていますね。Alexander Janssonalexanderjansson.com