実用性よりも“美のための美”が追い求められたバロック時代。社交界の貴婦人たちは、頭を高く盛り上げ、びっくりするような装飾を競い合ったそうです。そんなスタイルに心惹かれたのが、ロシア人のペーパーアーティスト、Asya Kozinaさん。古典を現代に蘇らせたいと願った彼女が作ったのは、なんとも豪華な紙製のウィッグです。・細かい部分も紙で再現繊細なカーブと切り込みによって花や植物、帆船などのモチーフを盛り込み、貴婦人もびっくりのウィッグに仕上がりました。・ショールからドレスまで全て紙製紙の扱いやすさと軽さに注目し、この作品を制作したKozinaさん。実はこれまでも、驚くような作品を作り上げています。繊細なカットワークが美しい紙のショールや、ちょっとシュールなコスチューム...クールな王冠やマントまで。膨大な時間をかけて制作された作品の数々は、BehanceやFacebookで公開中。興味のある人は、ぜひ訪問してみては?Asya KozinaBehancehttps://www.behance.net/asyakozinaFacebookhttps://www.facebook.com/kozina.asya/・紙(まとめ)