海外の話題でしばしば取り上げられる、捨てられたり迷子になったりして保護された動物たち。施設で新たな家族が迎えに来るのを待つ動物は、怖がりだったり、恥ずかしがりだったりする子も多いようです。アメリカ・ミズーリ州では、そうした繊細な犬たちと子どもが交流する取り組みが行われ、共感を呼んでいます。トレーニングを積んだ子どもが犬に読み聞かせ6歳から15歳の子どもたちを対象にした“The Shelter Buddies Reading Program”と呼ばれるこのプログラム。参加する子たちは、読み聞かせの練習をして、実際に施設で犬に本を読んであげるという内容です。子どもたちは、ガラスの前に座り、一生懸命わんこに本を読んであげているようです。不安がなくなり落ちつくわんこたち読み聞かせによって、不安を持ってい犬たちも安心することができ、また子どもに対する共感をはぐくむことができるんだとか。施設の担当者によると、子どもたちの声は、犬をとてもよく落ち着かせるそうです。もちろん、子どもの音読スキルがアップするという効果もあります。プログラムは昨年のクリスマスに実施したところ大きな反響を呼び、現在は月に1度開催しています。それでも参加の枠が埋まってしまうほどの人気のようです。Humane Society of Missouriさん(@hsmopets)が投稿した写真 - 2015 12月 12 8:39午前 PST子どもと犬がふれあう素敵な取り組み。お互いにとって良い体験になったのではないでしょうか。Humane Society of Missourihttp://www.hsmo.org/education/shelter-buddies-reading.htmlInstagram(hsmopets)https://www.instagram.com/hsmopets/・動物(まとめ)