デバイスの進化に伴い、どんどん便利さが増す世の中。でも正直言うと、日常的に使うモノはシンプルなのが一番、と思ったことはありませんか。そんなシンプルさを追求したオーディオ・プレーヤーが、このたび登場しました。ミニマルで美しいデザインロンドンの美術大学、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートに通う学生の卒業制作で発表された「インデント」は、操作スクリーンのない“シンプルな”音楽プレーヤー。このスピーカーには、“再生”“停止”“ボリューム調節”“スキップ”と最小限の操作しか用意されていません。でも、この小さなダイヤルひとつで、好きなコンテンツを瞬時にプレイすることができるそうです。操作はワンタッチ上部の4つの丸いくぼみごとに、あらかじめ個人のプレイリストやラジオステーションをセットアップしておき、各くぼみの上(もしくは近く)にダイヤルを置きタップすると、各コンテンツを再生したり、曲送りやボリューム調節ができる仕組みになっています。製作者自身、以前よりラジオプレーヤーのような、スイッチを入れるだけですぐに音楽が聴けるような、シンプルなものを求めていたとのこと。これがあれば忙しい朝も、音楽と共にリズミカルにスタート出来そうですね。「インデント」の商品化については今のところ発表されていませんが、どうしても!という方は製作者のオフィシャルサイトから、ラブコールを送ってみては?Indent - A tangible music player from Pinja Piira on Vimeo.PINJA PIIRAhttps://pinjapiira.com/・ガジェット(まとめ)