フランス生まれのアーティスト、マリポルは、70年代のNYにてポラロイドで主にウォーホルの「ファクトリー」に集まる人々を撮影し、当時のエネルギーに満ちたNYカルチャーを肌で感じた人物のひとりである。また80年代には、マドンナのアルバム『ライク・ア・ヴァージン』のディレクションとスタイリングを手掛けるなど、数多くのセレブリティと交友がある。彼女は今回、ヴァレンティノの2016年フォールコレクション「エンチャンティド ワンダーランド」のためにインスタレーションを開催。2016年7月、表参道にオープンしたばかりのヴァレンティノのブティックで、そのインスタレーションの見どころをはじめ、70〜80年代当時の刺激的なNYカルチャーを『VOGUE JAPAN』のために特別に語ってくれた。