「折り紙」をつかったフランス人アーティストのインスタレーションが幻想的で美しい!

フランス人アーティストのMademoiselle Mauriceさんは、2015年にシンガポール国立博物館でインスタレーションを手掛け、カラフルな色彩と立体的な構図で人々を魅了しました。
無数のオブジェクトの正体とは?
天井から吊るされたさまざまな色形のオブジェクトが巨大な螺旋を描く圧巻のインスタレーション。
その正体は、私たち日本人になじみ深い「折り紙」。
近くで見ると紙の質感がよくわかります。
アートに込められた想い
折り紙のひとつひとつをよく見てみると、中には魚のような“海”を想起させるオブジェクトもあります。
Mademoiselleさんは、2011年に日本で起こった東日本大震災を受けて、「人間と自然の共存」に対するメッセージをこの作品に込めたのだそうです。
洗練された美しさと、内に秘めたメッセージ。
形を変えた千羽鶴のように、私たちの心に届く、素晴らしいアート作品ですね。
Mademoiselleさんはこの他にも、独自のセンスで色彩豊かな作品を多く発表しているので、気になる人は彼女のホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
Mademoiselle Maurice
http://www.mademoisellemaurice.com/en/creations/singapore/
・折り紙(まとめ)

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