滋賀県のあるお寺で、水面に突き出た棹(さお)の上から飛び降りる修行が行われている。 7メートル下の湖面に飛び込む修行 滋賀県近江八幡市の伊崎寺で8月1日、「棹(さお)飛び」という行事が行われた。 琵琶湖に面した断崖絶壁の上に建てられたお堂から突き出す棹の先端から、7メートル下の湖に飛び込むという修行だ。 湖に突き出た13メートルの棹 行者は琵琶湖に突き出た長さ13メートルの棹の先端まで歩いて湖面にダイビング、または棹の先に付いた鉄の環に足をかけてぶら下がった状態から海面に飛び降りる。 伊崎寺で1000年近く続いてきた伝統的な行事だ。 再生の意味合いも持つ 棹飛びは、報恩や他社救済のために自らを犠牲にして仏道を求める修行「捨身の行」。 [...]

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