場所は田園調布。東急塘路湖戦「田園調布駅」東口から徒歩1分のところにある「京中華」のお店です。2016年2月9日にグランドオープンし、多くのお客様で賑わっています。
この人気京中華のお店が新メニューを出すというので早速お邪魔してきました!
"京中華"とは?
「京中華」とは京都の食材を用いて四季折々の移ろいを卓越した技法で広東風に、お味は素材の旨みが引き立つように利尻昆布の和だしを存分に使用した、はんなりと優しいお味に仕上げた中国料理のことをいいます。
山の幸は京都の台所と言われている「錦市場」から、食材として使われる豆腐は京都の湧水で丹精込めて作られる北野天満宮近くにお店を構える「京とうふ藤野」さんより仕入れいるとのこと。お醤油は江戸時代から続く老舗京醤油処「松野商店」さん、お酢は京千鳥酢の専門店「村山造酢」さんのものを使用しているというこだわりが…。京都の食材、調味料をふんだんに使用した和食のジャンルのひとつ「だし」を基本とする京料理のエッセンスを加えた優しい味のお料理が堪能できるというのでこれは期待大!
前菜盛合せ
まず、盛り付けが美しい!
大和肉鶏の麻辣ソースが九条葱たっぷりで辛味がちょうど良くて美味!鶏肉と合います。秋刀魚の燻製は花山椒が効いていて燻製の香りがほわ〜っと口の中に広がりとても美味し!
上海蟹と豆腐の煮込み
「京とうふ藤野」の絹こし豆腐と上海蟹の濃厚な味噌とカニの身の旨みたっぷり!お豆腐はふんわりといただけ、祇園「むら田」の 豆腐の横には油で揚げた京生麩も!こちらはモチモチしており、豆腐とは対照的で楽しい食感を楽しめますよ。
名物鉄板薄皮京都ポーク餃子
お店の名物の1つでもある一品。平らな形の餃子が珍しいです。
皮がパリパリ!まるでパイみたい!中身の具には京都ポークと鶏のぼんじりが混ぜ込んであります。酢醤油でいただくのでとってもサッパリしていて美味しいです。
タラバガニとトリュフの春巻き
中にはカマンベールチーズ!絶妙なハーモニーを醸し出す黒トリュフの香りがふわーっとした逸品!
添えてあるのは白トリュフ塩。お店オリジナルの春巻きはトリュフが満喫出来る一皿で、なんとも贅沢です。
京都ポークと秋の味覚 甘酢仕立て
京都の丹波ポークを酢豚風に仕上げたものです。無花果に谷中生姜が添えられいて、肉質はしっかりしているのに、脂はしつこくない!特製甘酢がとても合います。素朴なんだけど優しいお味に仕上がってます。とても美味しかったですよ。
名物・京担担麺
最後にいただいたのは京担々麺。胡麻の香り豊かなお店の名物である担担麺です。
スープには京とうふ藤野の無添加、無調整国産大豆100%の濃厚豆乳を使用しているのが特徴。後味をさっぱりにするために、京都村山造酢の千鳥酢を使用しているとのこと。ほどよい辛さの中にまろやかさを感じる味わいでした!
和のデザート三種
最後にいただいたのは、八ツ橋尽くしともいえる三種のデザート。特に女性には嬉しいちょっとずついただけるデザートです。
抹茶八ツ橋で包んだ八ツ橋シャーベット
抹茶の生八つ橋で八ツ橋味のシャーベットを包んでます。八ツ橋のシャーベット!初めて食べましたが美味しい。生八つ橋に包まれてるのでおもちアイスのような味わいです。
くず餅入り八ツ橋プリン
こちらも八ツ橋の味のするプリンに甘みを抑えたあんこが引き立ちとても美味しい逸品。
里芋の胡麻団子
ほんわりと温かいデザート。
甘くないので甘いのが苦手な方もお好みでは無いでしょうか。
三種デザートを楽しませていただきました。
今回いただいた秋の新メニューもお店のこだわりである素材の味を引き出されていて、お料理はどれもとても上品で味わい深かったです。見た目も楽しめるとても美味しいお料理の数々でした!。
お店は駅からも近くてとても便利なロケーション!中華と和食のコラボは新感覚!満足のいく美味しさをきっと感じられるでしょう!みなさまも是非予約してお店へ行ってみてはいかがですか?
■京中華 磊磊落落■(きょうちゅうか らいらいらくらく)
■場所:東京都大田区田園調布2-50-3 柊ビル1F
■連絡先:03-5483-3330
■営業時間:11:00~15:00(L.O 14:30)
17:00~23:00(L.O 22:00)