生チョコレートを初めて生み出した発祥の店、シルスマリア(本社・平塚市)から、日本の素材を使った新シリーズ『NAMA CHOCO×JAPAN』4商品が12月1日に発売となります。先日、メディア向け試食会が開催されましたのでレポートします!

左上より時計回りに、「九平次生チョコレート」、「静岡産紅ほっぺの生チョコレート」、「宇治抹茶生チョコレート」、「一刻者(いっこもん)生チョコレート」。

シルスマリアでは、2014年9月に発売した『竹鶴ピュアモルト 生チョコレート』をはじめ日本各地の美味しいお酒を使った商品を発売。大変好評とのこと。

今回のリリースされた商品は、日本における生チョコレート発祥ブランドとして、今後世界に発信していくため、アルファベット表記の"NAMA CHOCO"としたのだそうです。

各商品の特徴をシルスマリアの吉田 光宏氏が説明

商品の紹介

では発売される新商品を紹介していきましょう!

■九平次生チョコレート

愛知県の萬乗醸造の『醸し人九平次 純米大吟醸 別誂』とホワイトチョコレートを合わせたお品。別誂は蔵元もワイングラスで飲んで欲しいというほどフルーティなお酒でホワイトチョコレートの甘みとマッチしています。

■静岡産紅ほっぺの生チョコレート

紅ほっぺをぜいたくにフリーズドライし、ホワイトチョコレートと合わせたお品。通常は、外国産のものが使われることが多いイチゴのフリーズドライを、静岡御前崎市にある「KURI BERRY FARM」のオリジナルブランドである『幸せのリング、光るいちご』を使用しています。しかも、フリーズドライ自体をシルスマリアにて行い作り上げています。

■宇治抹茶生チョコレート

1860年創業の京都の辻利兵衛の抹茶とホワイトチョコレートを組み合わせたお品。完成までにシルスマリア製菓長が何度か京都へ行き、打ち合わせを重ねたそうです。生チョコレートの表面には手摘みの、生地の中にはビターなものと2種類の抹茶が使用されています。製法から工夫をこらすほどたくさんの抹茶を使用し、食べた後も濃茶の余韻が楽しめる最高の抹茶生チョコレートに仕上がりました。

■一刻者生チョコレート

鹿児島の小牧醸造の芋麹本格焼酎『一刻者赤』とミルクチョコレートを合わせたお品。一刻者赤は、南九州産赤芋を100%使用し、豊かな甘みとすっきりした雑味ない味わいが特徴の焼酎とミルクチョコレートが芳醇に合わさっています。ちなみに、一刻者とは鹿児島の方言でがんこもん、という意味だそうです。

そして引き続き、シルスマリア製菓長の椎名広充氏とショコラコーディネーター®︎市川歩美氏によるトークセッションも行われました。

製品化にまつわるエピソードや、このNAMA CHOCO の面白い食べ方や飲みものをご紹介頂きました。椎名氏からは、こちらのNAMA CHOCOにほんのすこしお塩をつけると美味しい、ということや市川氏からは静岡産いちごの生チョコレートはボジョレーヌーボー、一刻者生チョコレートはウイスキーにもあうのでは、とお話しされていました。

また、シルスマリアの生チョコレートはすべて手作業にて箱詰めされているとも伺いました。バレンタインの時期は白の作業服がココア色に染まってしまうほどだそうです。

イベント発表会中に、試食もさせていただきました。

『NAMA CHOCO』4種類、どれも素晴らしく美味しく、特にお酒を使っている生チョコレートはお好きな方はもちろん、お酒が苦手な方にも美味しく食べて頂けるのでは、とおもうほど芳醇で上品な味わいでした。

今回、生チョコレートの名前の由来となった生パイというシルスマリアのオリジナル上品も特別に試食させて頂きました。平塚市の本店でしか購入できない生パイがこちら。

サクサクのパイ生地がたっぷりの生クリームと合わさりこれも素晴らしく美味でした。

今回ご紹介のNAMA CHOCO は12月1日よりシルスマリアの各店舗、インターネットにて発売開始となります。バレンタイン時期には全国各地でも発売されますよ。

ぜひ皆さんもこの上品なチョコレートを食べてみてください!