「地方創生」が声高に叫ばれる一方、毎年数万人の地方の大学生が首都圏で就職する。 上京する彼らはスマホを片手に、10万円単位の交通費と滞在費を掛けて就活に励む。 本連載は、東京で就職を考える地方の学生たちの座談会を通し、彼らが地方と東京をどのように比べているのか明らかにする。 集まったのは北海道、秋田、岩手、愛知の4道県出身の5人。 5人は地方学生の就活を支援する(株)地方のミカタ(新宿区)でインターンをしながら、シェアハウスで都内に長期滞在した経験を持つ。 なぜ東京に関心を持ったのかを探った1回目では学生たちが地方の現状に閉塞感を抱いていること、2回目では地方で働き続ける将来に悲観的であることが浮き彫りになった。 【第1回:なぜ地方 [...]

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