ずらりと吊り下げられた鮮やかにLEDライトを輝かせる丸くて白いロボット。 まるで近未来SFのような光景の正体は、花粉の飛散量を自動で観測する可愛い装置「ポールンロボ」です。 2016年の4倍強の花粉量が予想される今春に向け、開発した気象情報会社・ウェザーニューズ(千葉市)に開発秘話を聞きました。 花粉量を目で表現 ポールンロボは人間の目と鼻、そして口を模した顔が特徴です。 口から吸引する花粉の量は、人間の呼吸と同量を再現。 5色に変化する目は、花粉の増減を表します。 ポールンロボは2005年、同社の花粉症対策プロジェクトの一環で開発されました。 全国の家庭や病院など約1000カ所に貸与され、各地の観測結果を同社公式サイトで無料で公開 [...]

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