2017 年のロゴデザインはデザイナーの古山菜摘さん作。 39 ある参加企画の要素を組み合わせ、
39 アート in 向島 2017 の文字を形作りました。
「39 アート in 向島実行委員会」は「39 アート in 向島 2017」を東京都墨田区向島を中心とした墨田区 北部にて3月1日から31日までの1か月間、開催します。2010年から続く本企画は今年で8 回目。39もの企画が参加します。
合言葉はサンキューアート!「39 アート in 向島 2017」とは
現代美術作家・開発好明さんが発案・運営している、毎年3月9日をアートの記念日にしよ うという〈Thank you @RT の日〉(通称、サンキュー!アートの日)に地域参加している「39 アート in 向島 2017」。東京スカイツリーで話題の東京都墨田区、押上駅からひとつ隣の曳舟駅界隈で毎年開催しています。
曳舟駅から近い写真のギャラリースペース Reminders Photography Stronghold では今年も写真展が開催されます。
京島の「ウラダナ」では前回、写真展が。古民家風の佇まいは健在。今年は靴を作るワークショップや製本の展示やライブペイントが行われます。
ほどよい規模、地に足のついた活動が根付く向島
空き家、空き店舗、廃工場が様々な用途に姿を変える墨田区向島。この数年で、数多くのギャラリ ーやアトリエ、住居や見たこともないショップが姿を現しています。墨田区外から活動の場を移す 人や、墨田区内から活動を始めようとする地域住民は増え続けています。様々な災害を免れてきた 歴史や空間の特性(木造密集地域など)が、それぞれの活動をほどよい規模に、個性豊かなものに しています。職業や世代の違う人々が多様な活動を繰り広げる向島、それは美術というジャンルを はみ出て、自由で創造的な風土が育まれています。
2015 年には招聘アーティストとして展示を行っていただい たタノタイガさんが、今年は通常企画でご参加いただくこと に!公園のベンチにからんだパフォーマンスをされるとか?
1か月の間に 39+1 企画、1日に最大 22もの企画が同時開催される向島
写真や絵画の展示、まちあるきやパフォーマンス、ライブ演奏やワークショップ。これほどまでに 様々な企画が集まるわけですから、何か1つは必ず興味を持っていただけるはず。例えば、ぬいぐ るみ型のシューキーパーを子どもサイズの靴下で作るワークショップ企画「作ります!!くつ下で 『シュー・キー!パー』/靴郎堂本店」。神出鬼没のちんどん屋さんのライブパフォーマンス「千住 ちんどんの『神出鬼没!39 チンドン』/千住ちんどん」。3月31日最終日にやひろ食堂で行われる、 八広でゆる〜く繋がっている音楽好きの「普通の人」達による音楽フェス、「ヤヒロック分室 Vol.2/ 吉成隆」。袋小路「どんつき」の研究に取り組む団体ドンツキ協会による向島界隈のドンツキをゴル フコースに見立てて回る世界初のドンツキパターゴルフ選手権大会「第1回ドンツキオープンゴルフ選手権@向島CC/ドンツキ協会」などなど。1日と言わず、何度も通っていただいて、墨田区向島の多様な活動を実感してください！
メディア出演も増えたドンツキ協会さん。前回のまちあるきとうって変わって、今年は袋小路「どんつき」をゴルフコースに見立てた企画で参加します!
3月には墨田区向島エリアにぜひ足を運んでみてはいかがですか？
■開催概要 39アートin向島2017
会期:2017 年 3 月 1 日(水)~3 月 31 日(金)
※主に土日
会場:東京都墨田区東向島、向島、京島、八広、文花、墨田などのアートスペース等
※住所、入場料、開廊時間等は各企画のページよりご確認ください。