雑誌「主婦の友」の創刊100周年を記念し、1917(大正6)年の「主婦之友」創刊号が電子版で復活しました。 ある女性の思いが生んだ創刊号 「主婦之友」が創刊したのは、全国各地で大正デモクラシーが叫ばれる時代。 現在の株式会社主婦の友社の前身である東京家政研究会の創設者・石川武美さんのある思いから、雑誌は誕生しました。 「結婚して、子供が生まれたら、知りたいこと、教わりたいことは山ほどあるはず。主婦たちの切実な要望にこたえるものにしたい」 こうして、大衆の生活に根ざした生活技術の啓蒙誌として「主婦之友」は誕生したのです。 創刊号には、旧5000円札の肖像としても知られる、新渡戸稲造の「夫の意気地なしを歎(なげ)く妻へ」をはじめ、「お金 [...]

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