街のクリーニング屋さんとして知られる白洋舍(はくようしゃ)=東京都大田区=。 国内のドライクリーニングの先駆けとして2017年で創業111周年を迎える老舗ですが、創業6年目に一大事件を乗り越えています。 1912(大正元)年、明治天皇の妃だった昭憲皇太后から預かった白鳥の羽毛製の高級襟巻(ボア)を、誤って溶かしてしまったのです。 この出来事について、2月3日にあるユーザーがTwitterに投稿したことから再び注目が集まりました。 当時の対応について、同社に確認しました。 通称「ボア事件」 くだんの一件は「ボア事件」として社内で語り継がれています。 創業者・五十嵐健治氏(以下、健治)が自伝「恩寵(おんちょう)の木漏れ日」で詳細を語って [...]

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