日本ではほとんど目にすることがなくなった野良犬だが、世界には路上で生活している犬たちが多く存在する。たとえ保護されても、劣悪な環境で命を落とすこともある。 そんな野良犬たちの姿に心を痛めたのが、タイのソンクラー県で暮らすオーストラリア人のタマラ・ジョンストンさんだ。 オーストラリアで教師をしていたという彼女。 なぜ異国の地で、動物の保護活動を始めたのだろうか。 劣悪な公的なシェルター 公的なシェルターから犬たちを保護する活動も行っているタマラさん。 不衛生な環境により、多くの犬がダニやノミからうつる寄生虫に感染したり、避妊や去勢手術後の感染症により命を落としたりしているという。 ▼公的シェルターから犬を保護しているタマラさん 5月9 [...]

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