樹脂が地中で固化してできたものを「琥珀」と言います。 アリなどの昆虫が入り込んだ琥珀では、姿形がそのまま残ることが知られています。 このたび、ミャンマーで鳥のヒナをまるごと1体包み込んだ琥珀が発見されました。 見つかったのは、白亜紀中期に生息し、絶滅した鳥類「エナンティオルニス類」のヒナです。 カナダのロイアルサスカチュワン博物館の研究員・ライアン・マッケラー氏、中国地質大学のLida Xing氏らの研究チームが琥珀の分析を行い、調査論文を発表しました。 マッケラー氏は「こんなに完全なものが存在するのは奇跡的で素晴らしい」と語ります。 孵化したばかりのヒナが... 研究チームは北京科学院でマイクロCTスキャンを使って分析を行い、成果を論 [...]

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