「恩返し」といえば真っ先に「ツル」が思い浮かぶが、「コンドル」もまた、受けたご恩を忘れないようだ。 アルゼンチンのロンコプエで牧場を営むエドガルドさんは、今年の3月、自宅の敷地内で傷ついた1羽のコンドルの雛を見つけた。 専門家からは、「このコンドルは前年の秋に生まれたオスで、親鳥とはぐれたものと見られる」と言われたそうだ。 エドガルドさんは雛を「コンドリート」と名付け、元気になるまで面倒を見ることに。 当初から傷が癒えたら自然にかえすつもりでおり、いよいよコンドリートとの別れの時が近付いてきた。 しかしコンドルは羽ばたく練習をしつつも、結局、こうしてエドガルドさんの元へと戻ってきてしまう。 まるで腕(翼)を広げて「ありがとう!」と、 [...]

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