2014年10月、当時21歳だったメリッサ・パミルさんは、自らの人生に終止符を打った。しかし、彼女の遺したものは一人の男性の命を救ったのだ。 命を救われた男性とその家族は、特別な日をメリッサさんの遺族と共に迎えた。 6人に新しい人生を与えた メリッサさんの臓器は、全部で6人に新しい人生を与えることとなった。 そのうちの一人が、肝臓をもらい受けた米アイダホ州在住のトロイ・ウェストーヴァーさん(43)だ。「移植できる肝臓が見つからなければ、もって2週間」と言われたとき、ふたりの娘はまだ10代だった。 メリッサさんの肝臓がなければ、2017年6月16日に、娘の結婚式でヴァージンロードを歩くこともなかっただろう。 娘の結婚式に招待された遺族 [...]

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