占い師SUGARさんが贈る、12星座の今週の運勢をチェック!(7月17日〜7月23日)

毎週日曜日の夜更新のSUGARさんの占いが、ISUTAにて公開中!リズム感の良いコラムのような占いは、自分の運勢だけでなく、他の星座も読みたくなっちゃうかも?
今週も自分の星座の動きをチェック!
12星座・先週のおさらい
▽おひつじ座
先週の運勢のキーは、「理由ではなく“ノリ”」ということにありました。狂ってると言われる映画や漫画の世界は、現実の中で何がまともなのか分からなくなった人たちのための避難場所であり、それは会社や学校で学ぶルールよりも、大切な何かを思い出すために必要だったりします。そもそも私たちは日々、「理由」だとか「意味」だとかにとらわれすぎているのです。きちんとした意味なんてなくても狂っているものを狂っていると言い、逆に非常識でも良いものは良いと言いきる。これはギャグ作家の魂を本能的に備えているおひつじ座にしか出来ないことでした。さて、今週の運勢は?
▽おうし座
先週の運勢のキーは、「弱く儚いもの」にありました。例えばシャーペンの芯というのは細く、折れやすい。不安になるほど軽くて少し筆圧をかければたちまち粉々になってしまう。けれどうまく芯を守れば童話の一遍くらい書けてしまうのも、また事実。なぜこんな話をしているのかと言うと、ちょっとした衝撃的なニュースの後でも壊れたりしないような“内的充実”というものは、そうした弱く儚いものの中にこそ隠れていると思うからなのです。先週はそういうものに惹かれてしまいませんでしたか?さて、今週の運勢は?
▽ふたご座
先週の運勢のキーは、「アイデアに形を与える」ことにありました。「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」という言葉を残したアラン・ケイはきっと、何かを消費するよりも未来を生み出す喜びの方がはるかに大きい、ということを知っていたのでしょう。何か凄いものを作ろうとしても考えたことのほとんどは形になりませんし、完成してもほとんどが期待外れ。何かを作って形にしていくということは、断念の連続なのでしょうね。しかしその断念にとらわれていては、いつまでたっても何かを生み出すことは出来ません。さて、今週の運勢は?
▽かに座
先週の運勢のキーは、「役割に打ち込む」ことにありました。千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーは他のゆるキャラと違い、激しい動きや甲高い奇声を発して“ふなっしー”を演じきっていますよね。そうなるとその中にいる自分自身は隠れますが、隠しきれなくなったらその演劇はもう終わりにしなければなりません。先週は心血を注ぎ、自分を殺してまで役割にハマりこむことが出来るかどうかが問われていました。さて、今週の運勢は?
▽しし座
先週の運勢のキーは、「心が下に満ちる」ことにありました。多くの人は出世して世に浮かぼうとするけれど、「満足」という漢字に象徴されるように心気が下に満ちることがいかに大事であるか。また「閑か」というのは静かとはニュアンスが異なり、自分の中心に気が集まって次第に雫のようになっていく感覚を表現しています。これは日本人にとって未来は下にあるということにも関係しそうです。すなわち古くならず常に新しい自分に支えられて生きている、ということでしょう。先週ははやる気持ちを抑え、自分の中心に回帰していくきっかけをつかむことは出来ましたか。さて、今週の運勢は?
▽おとめ座
先週の運勢のキーは、「転ばぬ先の杖」にありました。白川静さんによると「道」という字の語源には、未知の土地に住んでいる氏族の邪霊が災いをもたらすため、異族の首を持ちその呪力で邪霊を祓い清めながら一団が進んでいく、という場面が象徴されていて、その歩いたところを「道」と言ったのだそう。そして隠れた未知の次元を求めて進んでいくことを「導く」と言います。先週のあなたは勝負に出る前にその線が延びていく先を冷静に見つめていたと思いますが、踏み出す時、何も持たずに飛び込んでいくわけではないのだということを分かっていてほしかったのです。さて、今週の運勢は?
▽てんびん座
先週の運勢のキーは、「与えられた影響を考える」ことにありました。ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」という物語では、思春期特有の悩みを抱える主人公の前に、突出して際立った存在であり物語に悪魔的魅力を与える友人、デミアンが登場します。デミアンの登場によって無邪気だった主人公は変わっていってしまうのですが、なぜデミアンにこうも惹かれてしまうのでしょうか? 先週は主人公とデミアンの関係のように、あなたがどうしても惹かれてしまう相手との交流を通じて、自分の何が変わったのかを改めて考えるべき時でした。さて、今週の運勢は?
▽さそり座
先週の運勢のキーは、「痛みを知って、大人になる」ことにありました。ねじめ正一の小説「高円寺純情商店街」の主人公の少年は、色々なものを持っています。顔なじみの喫茶店や、限りない青い空や、夢や不安までも。たくさんのものを持っている少年が、それらがシャボン玉のように弾け消えていくにしたがって、次第に大人になっていきます。けれどシャボン玉さえ吹けば、再び少年にかえっていくこともできる。ただ弾けた時には痛みが再び待っているのですが、そうして痛みを知ることが正しく大人になっていく、ということなのかもしれません。さて、今週の運勢は?
▽いて座
先週の運勢のキーは、「何を渇望しているか見極める」ことにありました。織田信長は武将になってからも、家臣たちと裸の付き合いで信頼関係を築き、体そのものの動きや表情で人間を見抜く目を養っていました。それは自分に必要なものが何なのか、はっきりと分かっていたからでしょう。先週は「渇望」という状態を避けることなく、「自分はどんな時に喜びを感じるか?」と問い、自分の欲しているものに健全であることが大切でした。さて、今週の運勢は?
▽やぎ座
先週の運勢のキーは、「嘘の中の真実」にありました。同じ嘘をつくのでも、何に奉仕させるための嘘なのかによって質が変わってきます。例えば希望と不安が混じり合いながらも、狂気に落ちない程度にまとめられている時。そこには面白みのない本当のことや正論以上の人間的真実が見えた気がして、とても爽やかだったりします。どれだけ気をつけていようが嘘はついてしまうものなので、重要なのは嘘をつきながらもそこにどんな思いを乗せていくか。そうして人の在り様が問われていくのです。さて、今週の運勢は?
▽みずがめ座
先週の運勢のキーは、「“優しさ”以外の武器」にありました。人間が生きていくのに必要なものは、酸素と水、そして生き延びようとする意志です。優しさというのはある意味でそうした意志をくじいていくような、弱さを共有していこうとする振る舞いであり、弱さを強制する罠であったりもします。そうして優しさしか選択肢を持たずにいると、強さがいつの間にか分からなくなってしまう。自分や人間は、思っているよりもずっと強いのだということを思い出して。さて、今週の運勢は?
▽うお座
先週の運勢のキーは、「身軽さを取り戻す」ことにありました。うお座の人というのは、自分をどこかに固定しきらず、常に漂っているような“身軽さ”の感覚が大切なのですが、もしかしたら先週はそうした感覚が欠けていたかもしれませんね。自分に残された時間で、どこへどんな風に流れて行きたいのか、そんなことを考えてみてもいいでしょう。さて、今週の運勢は?
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