パリのセーヌ川のほとりに、一体の大きなクジラが横たわっているという信じられない光景が広がっています。 知らない人は驚きますが、実はマッコウクジラに似せて作られたオブジェです。 全長約18mものマッコウクジラは身体中に傷があり、まるでその場で息絶えてしまったように見えます。 オブジェを置いたのはベルギーの芸術家グループ、キャプテン・ブーマーで、クジラの彫刻を作りセーヌ川まで運び展示しています。 彼らは2008年からロンドンのテムズ川沿いなど、ヨーロッパのさまざまな都市でクジラのオブジェを展示する活動を行っています。 彼らによると、リアリティのあるマッコウクジラのオブジェを海辺や川辺に置くことは、人間の社会と生き方が環境にどのような影響 [...]