ホスピスで人生の最期の時間を過ごす女性の願いを叶えるため、1杯のミルクシェイクが600キロもの旅をした。 3度目のがんとの闘い オハイオ州クリーブランドで育ち、ワシントンD.C.で生活をしていたエミリー・ポラメンツさん。彼女はすい臓がんに侵され、人生の最期をバージニア州アーリントンにあるホスピスで過ごしていた。 それまで2度、がんと闘ってきた彼女。残念ながら3度目の克服はなかった。 故郷を懐かしんでいた ポメランツさんの友人であるサム・クラインさんは、彼女に「欲しいものはないか」と聞いたそうだ。 すると帰ってきた答えは、故郷の野球チーム、クリーブランド・インディアンスの帽子だったという。 翌日、その願いを叶えたクラインさんに、彼女は [...]